スーツとは、ビジネスの舞台に立つために入れるスイッチ
取材当日には仕立ての良さが伝わる「コルネリアーニ」の爽やかなスーツ姿で現れた安渕氏。自身もドレス・スマートに則ってジーンズの日もあるそうだが、だからこそスーツの存在に注目する。
「晴れだからこんな色のスーツやタイがいいとか、アートのように色合わせを考えるなど、自分ができる色々な表現を考えさせてくれるのがスーツ。四季がある場所に住み、四季のある装いをしたい、そういう思いも叶えます。役者さんが舞台に上がるときに役に合った衣装を着るように、我々ビジネスパーソンも、日々の役割を果たす上で最も適した服装を選ぶ。スーツで役割に合った気持ちに切り替えて、ビジネスという舞台に上がる。それが私が毎日試みていることです」
安渕さんの装いポイント
[MEN’S EX 2019年12月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)