ボタンの留め方ひとつで、ここまで印象が変わる!
固定観念に縛られない装いが洒脱とされる今のファッション。時には過去に学んだルールからあえて外れてみると、定番のアイテムも新鮮に着こなせる。寒さが日増しに厳しくなり、コートが手放せなくなるこれからの時期に、是非実践してみてほしい。
誰でも簡単にお洒落になれる!「Style Up Trial」の関連記事はコチラ: Style Up Trial
撮影/伏見早織 構成・文/小曽根広光
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撮影/伏見早織 構成・文/小曽根広光
イタリア的に着るなら中央から一つ下を
ヴァルスターを着るときの最もオーソドックスな留め方がこちら。ほぼテーラードジャケットのボタン位置と同じになるため、イタリア的なドレス感が生まれるのがポイントだ。全体的に縦長な雰囲気が強調され、すらりとシャープに見せる効果もあり。
真ん中を止めればトラッド調に
先ほどの一つ上、ちょうど中央のボタンを留めるとこんな感じ。比べてみるとかなり印象が変わるのがわかるはずだ。Vゾーンが狭くなるぶん、こちらはトラディショナルな雰囲気にまとまる。ウエストの絞り位置も上になったぶん、視覚効果で先ほどよりも若干ボクシーに見える。
上3つ留めでAラインにする手も
ヒネリ技として、上半分のボタンだけを留めてみるのもアリ。裾が広がる形になるので、Aラインのシルエットになるのが特徴的だ。昨今トレンドのワイドパンツと合わせると、アウターの裾とパンツのワタリが綺麗に繋がって美しいシルエットになる。
ロングコートもボタンの留め方で印象チェンジ
膝丈のコートの場合、上一つ留めにするといっそうAラインが強調され、独特な雰囲気で着こなせる。動きに合わせたシルエットの変化もより顕著になるため、印象的なコート姿になるはずだ。
ステンカラーは上だけ留めてみよう
コットンのステンカラーコートでは、第一・第二ボタンを留めてみた。もともとゆったりしたシルエットのため、マントのようなひらりとした雰囲気に。ラグランスリーブによる曲線的なショルダーラインとも好相性だ。
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