今回、お聞きした7つのポイントをチェックしながら、ぜひ自分に最適なスーツを選んでみてほしい。もちろん、オーダーメイドなら、よりぴったりの一着が手に入るので、こだわりたい方は、ぜひ検討してみては?
撮影/李春湖(OWL COMPANY) 取材・文/川田剛史
取材協力:ストーリー アンド ザ スタディー 銀座本店 https://www.story-study.com/
今回、お聞きした7つのポイントをチェックしながら、ぜひ自分に最適なスーツを選んでみてほしい。もちろん、オーダーメイドなら、よりぴったりの一着が手に入るので、こだわりたい方は、ぜひ検討してみては?
撮影/李春湖(OWL COMPANY) 取材・文/川田剛史
取材協力:ストーリー アンド ザ スタディー 銀座本店 https://www.story-study.com/
1:肩回り
「肩の端をつまんで1cmくらいのゆとりがあるサイズを目安にしてください。また、腕を動かしても脇の下がつかえない、前肩(肩の骨が前方よりに出ている日本人に多い体型)のアタリが出ないなどもジャケットを選ぶ際のポイントです」
2:胸周り
「ラペルが身体に自然に沿うものを選びます。上着の胸周りが小さいとラペルが両側に引っ張られて着崩れしてしまいます。また、胸ポケットにチーフ、内ポケットに小物を入れる方は、その状態で試着してシワが出ないかをチェックしてください」
3:腰
「中胴(へそ上あたり)は、こぶし半分くらいのゆとりが目安です。胸周りに対して腰がシェイプしすぎているのは適正なサイズではありません。そして、センターやサイドのベントが開かずに裾周りが自然にストンと落ちるゆとりが適正です」
4:着丈
「一般的な着丈の目安は総丈÷2-2cmとされます。少し前までは総丈÷2だったので、それよりもわずかに短くなっているのです。ただし個人差もありますから、ジャケットの裾がヒップと太腿の境目の少し上くらいと考えてください」
5:パンツの腰回り
「(自然な状態で)ポケット口が開いたり、ポケットの内側の生地が突っ張ったりする場合はサイズが合っていません。タックがあるときは、タックが自然に収まっているのが正解です。また、ヒップがタイトすぎず、ポケットに自然に手が入れられるサイズを選びましょう」
6:わたり
「今は“わたり”(太腿の幅)にゆとりがあったほうがよいです。私は好みで、わたりをやや少なめに設定しています。わたりのゆとりは軽く掴める程度が目安で、掴んだ状態でもひざを曲げて、足を無理なく持ち上げられるくらいが適正です」
7:裾
「裾丈はくるぶしが隠れて、少し靴下が見えるくらいがいまの目安。裾幅は身長170cmの場合、19cm~20cmくらいが標準。裾幅はわたりからヒザの寸法のバランスにも関わってきます。ヒザの幅は(身長170cmの場合)22.5~24cm程度が標準的です」
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