DePadova デパドヴァ
エティケット アームチェア
イタリアの職人技が光る
北欧とイタリアの美学がミックスされた、多国籍な一脚
1950年代、当時のイタリアにはなかった北欧やアメリカのデザインを紹介するショールームから始まった、イタリアを代表する家具メーカー「デパドヴァ」。「エティケット」シリーズは創業時の原点に回帰し、スカンジナヴィアデザインを感じさせるエレガントな一脚となった。「デンマークとイタリアの感性が融合したデザインデュオによる新作で、北欧ミッドセンチュリーデザインを踏襲しつつ、色気もある仕上がりです」と、窪川さん。背面の革のストラップと木製のバーが体を支え、安定感のある座り心地も実現している。
Porro ポロ
ララバイ
バウハウスデザインへの特別なオマージュ
ゆりかごのようなフォルムで、空間を柔らかく演出
独特な座面の傾斜がゆりかごを連想させる一脚。木製の脚をミニマムに見せることで、洗練されたディテールと、大きな座面のインパクトを強調している。独特なデザインは美術と建築に関する総合的な教育を行った学校「バウハウス」と、そのデザイナーへの特別なオマージュ。デザインはミラノを拠点に活躍するニコラ・ガリッツィアだ。「一見親しみやすく、組み合わせを選ばないように見えますが、物の少ない部屋にポツンと置いた時、良さが際立つでしょう。あえてモダンでミニマムな空間に置きたいです」(窪川さん)。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年10月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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