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ゴルフクラブ試打
奥嶋プロがドライバーのヘッドスピード約46m/sで試打
ゴルフクラブ試打
奥嶋プロがドライバーのヘッドスピード約40m/sで試打

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ アマチュアが憧れる高弾道のドローを絵に描いたような球筋ですね。打ち出し角が14度でスピン量は2600回転前後。大きなキャリーで飛ばせそうな球筋です。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ 高慣性モーメント設計のヘッドですが、右にスッポ抜けるような球が出ません。インパクトの手前あたりから、ヘッドがぐわーっと左を向いてくれるような感覚がありました。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ さすが、奥嶋プロは感性が鋭いですねぇ。このドライバーは、ヘッドの重心角が37度という巨大な数値になっているのも特徴です。重心角には、大きければ大きいほどヘッドが自然とターンする作用があります。市場にあるドライバーの重心角の平均値が23度前後ですから、「ニュー エッグ 5500 ドライバー」は、大きな重心角によって球をつかまえやすく設計してあるモデルでもあるんです。



奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ なるほど?。それでヘッドがぐわーっと左を向いてくれるわけですね。最新ドライバーって、本当にうまく作られていますよね。球を右方向に飛ばしがちな人、スライスでOBを打ってしまう人には、とても頼りになるドライバーだと思います。それに、このドライバーはボール初速がよく出ます。大きなキャリーと高初速で飛ばせるタイプです。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 逆に言うと、普段からドライバーの弾道が高い人や、ドローが持ち球の人には使いづらいし、飛ばしづらいとは思います。このドライバーがハマるのは、ヘッドスピード40?43m/sで高弾道を打ちたい人、球をつかまえたい人ですね。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ 今になって気付きましたが、ヘッドのテール部分だけがマット仕上げになっているんですね。

プロギア ニュー エッグ 5500 ドライバー

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ このマット仕上げになっているヘッド最後部の内側に、インナーウェイトが縦方向に搭載されているそうです。これが大きな重心角と、やさしく球をつかまえて打てるヒミツらしいですよ。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ このマット仕上げは、構えたときにヘッドの奥行きを短く見せる効果もありますよね。細かい部分まで、よく作り込まれていますよね?。



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奥嶋誠昭さん 奥嶋誠昭/おくしま・ともあき
JGTOツアープレーヤー資格を持ち、プロコーチとしても活躍中。横浜市都筑区にあるヒルトップ横浜クラブ内の「ノビテック・ゴルフスタジオ」でヘッドコーチを務め、弾道計測器フライトスコープ、3DモーションキャプチャーGEARSなどの最新機器を使ったレッスンをアマチュアにも展開中。
http://www.nobby-tech.co.jp/swinggear/

鶴原弘高さん 鶴原弘高/つるはら・ひろたか
雑誌やウェブで多くの記事を手掛けるゴルフ専業のライター。もちろん自身も大のゴルフ好きで、最新ギアも大好き。オフィシャルハンデは7。ゴルフギア情報を発信する会員制サイト「3up CLUB」のキャスターも務めている。
https://3up.club



文/鶴原弘高

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