日常の姿が、何より美しい
また一般的にディーゼル仕様というと、排ガス浄化装置のために重量がかさみ、動きが鈍くなるものだがジュリアのディーゼル仕様にはそれがない。アルファ ロメオにとっても久しぶりのFR(フロントエンジン・リアドライブ)セダンなわけだが、ディーゼルであってもしっかりスポーツセダンに仕立てている点はさすがだ。
気になるプライスは、同グレードのガソリン仕様が543万円なのに対して、ディーゼルは556万円と13万円ほど高い。しかし、これにエコカー減税とグリーン化特例が適応されると、逆転現象が起きるようだ。日常使いにちょうどいいジュリアといえそうだ。
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文/藤野太一 写真/河野敦樹 編集/iconic