小樽名物・かまぼこ工場を見学
快晴の空がまぶしい。腹も満ちたことだし、運河沿いを散歩でもしようか。たしか、ブルワリーの「小樽倉庫No.1」では工場見学をやっているはず。のんびり歩いて向かった。しかし、タッチの差でまた逃してしまった。
これではサッポロビール工場の二の舞(詳しくはこちらを参照)。次のツアーまで20〜30分もある。
「そうだ、『かま栄』に行こう」と再び歩き出す。こちらも小樽の名物で工場見学ができる。以前、訪れた時に見損なっていた。10分ほどのんびりと歩き、到着。
勝手に見る形式で、ガラス越しに次々と作られている様子がわかる。かまぼこは当初、ちくわの形をしていたとか、ガマの穂がなまってかまぼこになったとか、という知識を仕入れた。
せっかく来たのだし、ひとつ食べようか。ここで最も有名なのはすり身をパンで包んだ「パンロール」だが、ショーケースを眺めていると限定の文字を見つけた。限定の「パンドーム」は周りがパン生地というのはパンロールと同じだが、すり身に加え、タマネギ、ベーコン、マヨネーズが入っている。早速購入する。うまい。パンロールより好きかもしれない。
続いてこれまた限定の「ソーセージロール」も発見し、つい、買ってしまった。チーズ入りでこれまたいける。「ビール持ってこい!」と叫びたくなるが、無料のお茶で我慢する。
勢いづいて両方とも食べてしまったが、みっちりとつまったかまぼこを甘く見ていた。かなりのボリューム。半身揚げのあとに、この2つで動きたくなくなるほど腹いっぱい。アラフィフなのに「どうして自分の許容量がわからないのだろう」と反省したところでもはやどうしようもない。
この後、「六花亭」に行って「雪やこんこ まじりっけなし」のソフトクリームを食べたなんてとてもじゃないが言えない。