
福岡のホテル、どこに泊まる?
そうだ、福岡へ行こう。どこかのコマーシャルのパクリだが、ふとそう思う時がある。食べ物はうまいし、どこぞのようにツンとすましたところもなく人情味にあふれている。何よりボクは半分、九州人なのであの言葉の響きに心が安らぐ。

そんな時に耳にしたのが博多の筑紫口駅から徒歩1分、しかも地下鉄の東4の出口で直結している、あの神戸の名門「オリエンタルホテル」が博多に開業するという。今まで、反対側の博多口のほうばかりに泊まっていたが、今回初めてこちら側に宿を取ることにした。バスターミナルからあちこちへと移動することが多かったので、つい向こう側を選んでいたのだが果たしてどうだろうか。

新しく生まれ変わった「オリエンタルホテル福岡 博多ステーション」
エスカレーターを登り、ロビーとフロントのある2階へ。フロントのカウンターは丸太を割ったような木の設え。シダや多肉植物など植物が壁面に飾られており、柔らかな雰囲気を醸す。やはり新しいホテルはいい。ロビー横には明るい白木の長テーブルに、あえて様々なイスを配し、モダンな印象。カフェのような気軽な感じもいい。各席には電源があり、仕事もできる。無論wi-fiも完備。
部屋はシンプルでコンパクト。リノベーションされたばかりなので、清潔で心地よい。ダブルサイズの部屋はシャワーブースのみにすることで、少しでも居住スペースが広くしたそう。これ、出張族にはありがたいし、観光客はバスタブ付きの部屋をチョイスすれば旅の疲れをゆっくり癒やせる。今回は奮発してバスタブ付のツインに。男のひとり旅だがちょっとした贅沢、許されたし。
