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ライター・ツルハラ　いい感じのフェード弾道ですね?。それに奥嶋プロがフルスイングしてキャリーで260ヤード以上飛ばしても、着弾点はターゲットから5ヤードほどしかズレていません。

奥嶋プロ　 相変わらず、ピンのドライバーは曲がりません！ ヘッドに移動式ウェイトが搭載されていても基本性能はまったく変わらず、安定感はバツグンです。バックスピン量は、キャロウェイやテーラーメイドの新製品と比べると少し多め。この少なすぎないスピン量も弾道の安定感につながっていると思います。見ていて安心できる球が出ます。

ライター・ツルハラ　そうそう、言い忘れていましたが、シャフトは純正ではなくて三菱ケミカル「TENSEI CK PRO ORANGE」の60（S）です。PGAツアーでも話題になったシャフトが、ピンの「G410」シリーズではいち早くカスタムシャフトとして用意されているんです。手元調子でカウンターバランス設計になっているのが特徴ですが、振ってみてどうですか？

奥嶋プロ　なるほど?。スイングしたときにクラブが軽く感じられたのは、シャフトの重心が手元寄りにあるカウンターバランスだからなんですね。とっても振りやすいですよ。ツルハラさんも打ってみて。

ライター・ツルハラ　 本当に曲がりが少ないですよね。このドライバーならOBが出なさそうが気がする！ スピン量は、僕にはちょうどいいぐらい。むしろドロップしない安心感があります。奥嶋プロは、ウェイト位置を付け替えて打ってみてくださいよ。この「G410 ドライバー」はスリーブ形状も変更されていて、ライ角をフラットに調整できるようにもなっています。

奥嶋プロ　うぉ！ ライ角をフラットにしたほうが、僕には構えやすいです！ それにドローポジションにして打つとヘッドの操作性が良くなります。フェードポジションにすると、ヘッドがインパクトまでずっと開いているような感覚。この調整機能は効きますね?。

ライター・ツルハラ　僕はドローポジションが好感触。ニュートラルなポジションよりも、まっすぐに打ち出せて、より直線的に打っていけました。PGAツアーの契約プロには、ドローポジションで使用している選手も多いそうです。

奥嶋プロ　彼らはドローを打ちたいというよりも、ヘッドの操作性を重視してそうしているんでしょうね。僕が使うなら、ライ角をフラットにしたニュートラルポジションがいいです！

ライター・ツルハラ　 ピンのドライバーは以前から直進性と寛容性に優れていましたが、「G410 PLUS ドライバー」ではヘッドの調整機能を使うことで、プロにもアマにもさらに曲げずに飛ばしやすくなっていますよね。ドローを打ちたいゴルファー向けには、「G410 SFT ドライバー」という別モデルも用意されているんですよ。次回はそちらを試打してみましょう！

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文／鶴原弘高