ホテルのエントランスでもゴルフ場でも、ラフな週末でも違和感なく馴染むラグジュアリーカー

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価格でも、速さでもない
エグゼクティブがラグジュアリーカーを選ぶ20の理由

高価であること。速いこと。豪華であること。もちろん、それもラグジュアリーカーを形づくる要素だ。

けれど、一台を選ぶ理由はそれだけではない。受け継がれてきた歴史、遠くまで走りたくなる心地よさ、自分だけのために仕立てる愉しみ、名車に宿る希少性や来歴。そして、そのクルマだからこそ出会える特別な体験や文化まで。何を買うかではなく、何を理由に選ぶのか。

エグゼクティブのための、いまのラグジュアリーカー選びを20の視点から考える。

【II】CHOICE 自分の価値観で選ぶ
(4)一台ですべてを叶える

複数のクルマを用途に応じて使い分けるのも、エグゼクティブの愉しみ。一方で、あえて一台だけを選び、すべてを託すという考え方もある。ビジネスからプライベートまで、どんな場面にも自然に馴染み、必要な実用性と走りを高い次元で満たす。さらに、所有する歓びまで妥協しない。その条件を一台で叶えるなら、いまスポーツSUVほど頼れる存在はない。

一台ですべてをこなせることがいまの贅沢になる

何台も所有し、用途に応じて使い分けるのは確かに贅沢だ。けれど、あえて一台だけを選び、そのすべてを任せるという考え方もある。求めたいのは、単なる便利さではない。四人が快適に乗れ、荷物もしっかり積めて、高速道路では疲れにくい。その一方で、ひとりで走る時間には気分を高めてくれる。さらに、ホテルのエントランスでもゴルフ場でも、ラフな週末でも違和感なく馴染むこと。使いやすさと高揚感、実用性と品格。そのどちらかを諦めるのではなく、一台の中に高い次元で共存させる。いまのスポーツSUVには、そんな欲張りな選び方に応える懐の深さがある。所有する台数ではなく、一台にどこまで求めるか。そこにも、エグゼクティブらしいクルマ選びが表れる。

Lamborghini Urus SE
Lamborghini Urus SE
2018年に登場したウルスは、2024年にPHEVのウルスSEへと進化し、日常での使いやすさをさらに高めた。早朝にガレージを出るときや深夜に帰宅するとき、静かなEVモードが使えるメリットは大きい。スポーツカー顔負けの走りに加え、家族四人での外出からショッピングまで、ランボルギーニ一台でこなせる。その振り幅の広さも大きな魅力だ。価格3465万円(LAMBORGHINI CUSTOMER CARE)
Porsche Cayenne Turbo Electric
Porsche Cayenne Turbo Electric
カイエンには多彩なパワーユニットが用意されるが、自宅に充電環境があるならElectricも魅力的な選択肢だ。なかでもTurbo Electricは、0-100km/h加速2.5秒という圧倒的な速さを誇りながら、日常では静かで扱いやすい。いかにもEV然としたデザインではなく、あくまでカイエンらしく見えることもポイント。新しいものを自然体で選びたい人に似合う。価格2101万円(ポルシェコンタクト)
Aston Martin DBX S
Aston Martin DBX S
スポーツSUVに求められる万能性に、優雅さを加えているのがDBX Sだ。華やかな素材に包まれたインテリアはもちろん、走りにも力任せではない繊細さがある。長く付き合うほど身体に馴染んでいくような感覚も、このクルマならでは。個性的なスタイリングで存在感を示しながら、その本質はむしろ控えめ。英国らしいアンダーステートメントを体現する一台だ。価格3590万円(アストンマーティンジャパン)
BMW X6 M Competition
BMW X6 M Competition
クーペSUVという新しいスタイルを切り拓いたX6。その高性能版であるX6 Mは、スポーツSUVという考え方を早くから体現してきた一台でもある。いまでは速いSUV自体は珍しくないが、ドライバーとの距離が近いダイレクトな乗り味や、日常の中でも感じられる高揚感にはBMW Mらしさがある。ユーズドなら選択肢も豊富で、価格とのバランスを考えて選べることも大きな魅力だ。価格2118万円(BMWカスタマー・インタラクション・センター)

 

[MEN’S EX Autumn 2026の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み

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