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シューケアアイテム

変化の緩やかな英国靴と、新たな動き

世界中の靴を熟知する長谷川さん。彼に英国靴の特徴について聞いてみると。

「良くも悪くも、大きく変わらない点でしょうか。そのなかでも、ガジアーノ&ガーリングなどの登場や、パティーヌ仕上げを使うものが見受けられるようになり、さらにお洒落になってきた印象です。現地のガジアーノ&ガーリングの店に行くと、靴磨きコーナーがあって、英国らしからぬ雰囲気も漂っています。そうした雰囲気を積極的に採り入れているのは、ガジアーノ&ガーリングらしい」

長谷川さんご愛用の英国靴はこれ!(写真3枚)



愛好家の行きつく先はグッドイヤー

いい靴を買うなら、グッドイヤー製法が正攻法で、そうなると英国靴に行き着くのは当然だろうと、長谷川さんは考えている。無論、フランスのジェイエムウエストン、パラブーツも、グッドイヤーの高級靴であるのは間違いない。が、グッドイヤーを追求すると、靴好きはブランドの豊富な英国靴、なかでも最高峰とされるジョンロブ、エドワード グリーン、アンソニー クレバリー、ガジアーノ&ガーリングなどに目が向くというわけだ。

ロンドンのジョンロブで作ったビスポーク。

ロンドンのジョンロブで作ったビスポーク。

お客さまからいただいたという15年物のエラスティックのエドワード グリーン。

お客さまからいただいたという15年物のエラスティックのエドワード グリーン。

長く愛用しているのがこちら。ロイド フットウェア別注のエドワード グリーン。

長く愛用しているのがこちら。ロイド フットウェア別注のエドワード グリーン。

靴はカールフロイデンベルグのカーフを使用したビスポークで、2017年5月に納品された。この一足を、長谷川さんはロンドンの靴磨き世界大会で着用。スーツ/タリアート、シャツ/フェアファクス、ネクタイ/エトロ、靴/マーキス。

靴はカールフロイデンベルグのカーフを使用したビスポークで、2017年5月に納品された。この一足を、長谷川さんはロンドンの靴磨き世界大会で着用。スーツ/タリアート、シャツ/フェアファクス、ネクタイ/エトロ、靴/マーキス。

赤いソックスでさりげなく遊び心を演出しているのにご注目あれ。

赤いソックスでさりげなく遊び心を演出しているのにご注目あれ。

化粧品のパッケージのようなブリフトアッシュ オリジナルのシュークリーム。

化粧品のパッケージのようなブリフトアッシュ オリジナルのシュークリーム。

こちらもショップオリジナル。シューケアの基本であるブラシ。

こちらもショップオリジナル。シューケアの基本であるブラシ。

店内にさりげなく置かれた本からも、長谷川さんの人柄が伝わる。

店内にさりげなく置かれた本からも、長谷川さんの人柄が伝わる。

ユーズド品を店内にて販売中。愛好家が集う店だけあって、名品が揃う。

ユーズド品を店内にて販売中。愛好家が集う店だけあって、名品が揃う。

2017年、長谷川さんがロンドンで行われた靴磨き世界大会で優勝した時の賞状が店内に飾られている。

2017年、長谷川さんがロンドンで行われた靴磨き世界大会で優勝した時の賞状が店内に飾られている。

バーカウンター越しに長谷川さんの名人芸を見るのが、通に至福のひとときなのだ。

バーカウンター越しに長谷川さんの名人芸を見るのが、通に至福のひとときなのだ。

キィウイのシューポリッシュも飾られている。シューケアブランドの基本といえば、今も昔もこれだ。

キィウイのシューポリッシュも飾られている。シューケアブランドの基本といえば、今も昔もこれだ。

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