M.E. それから英国といえば、ブレイシーズが再燃したのも記憶に新しいところです。
青柳 個人的にもアルバート サーストンを長らく愛用しています。昔はガットエンド(鯨のひげ)が留め具の素材として使われていましたが、今はもう作れないそうですよね。
池田 デンツの顔であるペッカリーも今や希少です。将来は手に入らなくなる可能性もありますね。今は英国の工場もどんどん閉鎖してますし、モノの作り方を変えざるを得ない部分も多くなっています。
吉田 それでもやはり、真面目にしっかりと作るという本質は変わっていません。そこが揺るがないからこそ、今も再び輝けるのだと思います。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年1月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)