「上質なジャケット」の見分け方とは——?【ビームス中村さんの上質レクチャー】
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[MEN’S EX 2018年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
指で吊ったとき肩が前にカーブするか?
上質なジャケットは優雅に翼を広げます
「前肩仕様のジャケットは、首裏を指で吊ると鳥が翼を広げたような形になる。試着しなくても前肩かどうか見分けられるポイントです」。手持ちのジャケットも確認してみよう。
袖を通さなくても腕がカーブしているか?
袖のラインは着心地と美観を両立する重要なポイント
「縫製とパターンワークを駆使して立体的に作られたジャケットは、肩に手を入れて吊ったときに、腕が前に振れます。体のラインに沿った袖は着やすさと見た目の美しさを両立させます」
ラペルの裏がプツプツしているか?
毛芯が縫い付けられていれば型崩れしにくい
「ラペル裏を触ったときにプツプツとした凹凸を感じたら、接着芯ではなく毛芯が縫い付けられている証拠。スーツが長持ちします」。既製服でも毛芯仕立てであれば必ず凹凸はあるそうだ。