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タリアトーレのカシミヤジャケット

ジャケット13万円/タリアトーレ、ニット5万3000円/フライスリー、パンツ3万5000円/インコテックス、チーフ6000円/ステファノ ビジ(以上エストネーション)

「カシミヤのもつ艶、色気、高級感に惹かれてバイイングしました」

エストネーション バイヤー
中森博一さん

ごくなめらかな起毛感の、毛足の長いカシミヤ生地を用いたダブルジャケット。肩パッドのないアンコン仕様で、素材のもつ柔らかさや温もりを直に堪能できる。「ター トルネックニットを挟めば洗練された大人カジュアルが完成。モノトーンに徹することで、グレーのシックさも引き立ちます」(中森さん)

どんな生地?

CASHMERE[カシミヤ]

高地に生息するカシミヤ山羊の毛。繊維が細く、ソフトな風合いや品のいい艶を特徴とする高級素材だ。なおカシミヤの名は、産地の1つであるインドのカシミールに由来。

チルコロ 1901のジャージージャケット

ジャケット6万4000円、ジレ3万3000円、カットソー1万5000円/以上チルコロ 1901、パンツ2万3000円/ブリリア 1949(以上ジェンテ ディ マーレ)

「近くに寄ってもコットンジャージーとはわからないほどのリアルな質感」

ジェンテ ディ マーレ GINZA SIX 店長
指田信一さん

「ツイードの質実剛健な雰囲気を備えながら、柔らかく現代的なテーラリングが味わえるのが魅力です」(指田さん)という本作は、生地がコットン×ポリウレタンのジャージーにツイード柄を転写プリントしたもの。カーディガン感覚で合わせられるうえ、ご覧の通り品よくきまる。

どんな生地?

TWEEDY[ツイード調]

ツイードはスコットランドやアイルランドを主要な産地とする、ざっくりした風合いの紡毛織物。ネップの表情にも味がある。なお写真はツイードを転写した『調』の生地。

エルネストのグレンチェックジャケット

ジャケット15万円/エルネスト、ニット2万円/アンドレア フェンツィ、パンツ2万3000円/ベルウィッチ、スカーフ1万6000円/ドレイクス(以上ビームス ハウス 丸の内)

「ブリティッシュ・ヘリテージな要素がありながら、雰囲気は現代的」

ブリッラ ペル イル グスト バイヤー
高田朋佳さん

「エルネストが作るだけあって、見た目の割に非常に軽く着られるのも利点」(高田さん)というこちらは、素材がバルキータッチのアルパカナイロン。大柄のグレンチェックに赤の格子やネップが主張し、英国テイストの中にもモダンな表情を湛える。休日のニットスタイルにも相性抜群だ。

どんな生地?

GLEN CHECK[グレンチェック]

正式には「グレナカートチェック」という由緒ある柄だが、様々なバリエーションが存在。ハウンドトゥースやヘアラインストライプを組み合わせて作るチェック柄を指す。

ザ・ジジのコーデュロイジャケット

ジャケット9万2000円/ザ・ジジ、カットソー1万3000円/マイ ストーリー、パンツ3万2000円/ベルウィッチ(以上アスティーレ ハウス)

「カントリー調の柔らかな雰囲気と上品な印象を併せもつジャケット」

アスティーレ ハウス ショップリーダー
蟹谷昂宏さん

太畝の地厚なコットンコーデュロイを用いたダブルジャケット。副資材を極力省いた仕立てが、優しい素材の趣にマッチ。優美な丸みを帯びたフォルムも見逃せない。「カットソーを挟むことで、クラシックが薫るスタイルにモダンなリラックス感と軽やかさを加えられます」(蟹谷さん)。

どんな生地?

CORDUROY[コーデュロイ]

縦方向の畝を特徴とする織物で、別名「コール天」。素材は主としてコットンだが保温性に富み、秋冬の季節感の演出にも重宝する。語源は、「王様の畝」を意味する仏語。



[MEN’S EX 2017年9月号の記事を再構成]
撮影/若林武志 スタイリング/武内雅英(CODE) 文/秦 大輔

※表示価格は税抜き

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