
見た目は硬派、着心地柔らか。そんな最新の英国調生地のジャケット、それも軽やかな魅力を湛えた一着なら、快適&お洒落な休日スタイルは約束されたも同然! ここでは生地の特徴に注目しつつ、旬の6着を紹介する。
ラルディーニのハウンドトゥースジャケット

「コントラストを控えた柄色が品のいいムードを醸し出す一着です」
バーニーズ ニューヨーク ビジネスチームバイヤー
亀谷恵介さん
落ち着きのある配色に品のよさが薫る、ハウンドトゥース柄のダブルジャケット。いかにも秋冬らしい柄色だが、しなやかなウールコットンやソフトな仕立てが相まって、着心地は軽快そのものだ。「スカーフを巻くなどして華やかさをプラスし、品よく、軽やかに着こなしたいですね」(亀谷さん)
どんな生地?

HOUND’S TOOTH[ハウンドトゥース]
和訳は「猟犬の牙」。柄が犬の牙のように尖っていることからこの名が付いたとされ、「ドッグトゥース」とも呼ぶ。英国カントリーを象徴する柄の1つで「千鳥格子」と同義。
スティレ ラティーノのチェックジャケット

「テイストミックスが様になるソフトで、味のあるチェック生地」
三越伊勢丹 メンズバイヤー
山浦勇樹さん
味のあるツイードタッチながら、軽くしなやかなウールアルパカ生地を使用。伊ブランドらしいソフトな着心地が楽しめるガンクラブチェック柄の一着だ。「オススメはミリタリー調のシャツを用いたテイストミックス。色はナチュラルトーンを活かし同系色で。襟を出して崩すのも洒落てますね」(山浦さん)
どんな生地?

GUNCLUB CHECK[ガンクラブチェック]
ハウンドトゥースによく似た模様を列で配し、1本おきに別色の模様と重ねたチェック柄をいう。名前は狩猟同友会=ガンクラブが、制服に採用していたことに由来する。