場内には、愛犬と宿泊できるドッグキャビンや、車椅子に対応したユニバーサルキャビンなど20棟のキャビンが設置されています。
キャビンは藤乃煌オリジナルのもので、ウッドデッキを挟んで左右にベッドルームとダイニングが設えられている。クルマはキャビンに横付けできるので荷物の運び込みも楽らく。
中央部はウッドデッキになっていて、ハンモック、ファイヤープレース(焚き火台)が常設。奥にはジェットバスも設置されていて、露天風呂感覚で利用できます。
こちらはドッグランを併設したキャビン。キャビンは他と同様の仕様で、室内でも愛犬と一緒に過ごすことができます。
場内にはアルコールやソフトドリンクを販売するビバレッジステーションが一棟。オススメは自分で豆を挽いて淹れるドリップコーヒーです。
ボーネルンド社の大型の遊具があるプレイエリア。小さなお子さん連れに嬉しい、ファミリーキャンプ的な施設もあります。
高速バスや電車で来られる方のために、JR御殿場駅まで送迎車をだしてくれる。しかもクルマは1960年代生まれのフォルクスワーゲン・タイプ2。近隣アクティビティへの送迎もしてくれます。こんなクルマで迎えに来られたら、気分が上がらないわけがない!
各キャビンに設置されているタブレットで、インターネット利用が可能。フロントへの連絡や、施設案内、ルームサービス、アクティビティなど、なんでもタブレットが解決してくれます。
チェックインの際、レセプションで渡されるのがこの箱。中には何が?
中身はキャビンの鍵と栓抜き、そしとバードコールが入っていました。
こちらはグランデキャビンのベッドルーム。シンプルでモダンなインテリアです。
オプショナルベッドは簡易ソファとして置かれています。片側の壁は前面シェルフになっているので、宿泊者の自由な使い方ができます。貴重品用のセーフティボックスや、パジャマも用意されていました。
キャビンはエアコン完備。サーキュレーターはスイスのデザイン家電、スタッドラーフォーム社のオットー。
シューホーン、傘、外履き用のサンダルも用意。こういうところは旅館の離れのようにサービスが行き届いています。
お部屋にはオリジナルのブランケット。御殿場は夏場でも夜は肌寒いので、ひざ掛けや肩がけなど、ちょっとした利用ができます。
スタンドライトもありますが、夜はキャンプでも使われるジェントスのLEDランタンで雰囲気を楽しむのも。夜は場内の照明が落とされるので、外出時に持ち出してもOKです。
ダイニングにはキャンプの定番、プリムスのシングルバーナーが。これがあるだけでキャンプ気分がぐっと高まるんですが、何に使うのかは、後ほどご紹介しましょう。
電気ケトルはデロンギ社のアイコナ・ヴィンテージ。こういうモノ選びが、キャビンの雰囲気を盛り上げます。
味のあるベッドサイドランプですが、ベッド横の壁からUSB電源がとれるのはスマホユーザーにとって嬉しいですね。
JBLのBruetoothスピーカー、CHARGE 3は小型でも迫力の高音質。スマホと簡単に接続できます。
こちらもキャビンに用意されているポータブルプロジェクター。スマホに落としておいた映画や、VODも楽しめます。
ウッドデッキのジェットバスは、好きなときに利用可能です。昼間は富士山を、夜は星空を眺めながら、お一人でもお二人でも。
ダイニングルーム側にはレインシャワー付きのシャワールームが。アメニティも用意されています。
BBQグリルのロールスロイス、ウェバー社のガスグリル。BBQ先進国アメリカやオーストラリアでは、一家に一台が基本とか。
グリルや焚き火を扱う際には、エプロンやミトンが必需品。もちろんキャビンに用意されている。
部屋に角に置かれているダルトンのコンテナ。中には何が入っているのかというと…。
調理器具一式とカトラリー、食器、調味料が入っていました。
メニューは、静岡県産富士宮マッシュルームと彩り野菜のアンチョビディップ添え、紅富士鱒とクリームチーズのカナッペ、野菜と烏賊のテリーヌ、丸鶏のロースト・ハーブの香り。本当はここに、富士湧水ポークベーコン魚介スープがあったのですが、玉ねぎをまるごと煮込んだこのスープが絶品で、あまりの美味しさに撮影前に食べてしまうという大失態。ちなみにスタッフの方に「あのスープ美味しかったです!」と伝えると、「私もあのスープが一番好きなんです」。
はい、どうですかこの絶妙な焼き加減。生ローズマリーでオイルを塊肉に塗り、グリルで焼き上げ、わさびのオイルソースでいただきます。口に入れると脂の甘味がとろけるように広がりました。さっき丸鶏のローストを食べたのに、ぺろりといけちゃいます。
スキレットには静岡県産いちご「きらび香」のクラフティ。ウェバーのガスグリルで焼き上げます。クラフティとはフランスの伝統菓子で、果物をカスタードで焼き上げた焼きプディングのこと。食事の締めのデザートまで、キャンプ気分満点です。
この日は残念ながら風が強かったので、焚き火は断念。その代り、ダイニングにあったシングルバーナーでマシュマロを焼いてスモアを作ります。ふくふくに焼き上げたマシュマロをチョコレートソースにディップしてクラッカーで挟む、キャンプの定番デザートです。
スモアはこんな感じに作れればOK。焚き火にくべたポットでコーヒーを沸かしながら、ゆっくり炙りながら作るのが醍醐味なのです。
天気が良ければデッキから絶景の富士山が。焚き火の炎を眺めているうちに、空は満天の星空へと変わっていきます。日が沈んだら眠り、日が昇れば起きるのがキャンプの基本。そろそろおやすみなさい。
朝食のメニューは朝のカラフルサラダ、御殿場産卵と御殿場高原ボロニアハムをガスオーブングリルで焼くイングリッシュマフィンサンドイッチ、本日のカットフルーツ、ヨーグルト、コーヒー。シングルバーナーで温める本日のスープは、ガスグリルで温めていただくことにした。ちなみにこの日はコーンポタージュスープが用意されていた。
デッキから朝の富士山。富士山パワーをいっぱいに浴びた一泊二日だった。ん?、もう一泊したいなぁ。
藤乃スイートでは朝ヨガのレッスン中。動きやすい服装で来れば、誰でも参加できる。講師は藤乃煌のスタッフの方。インド政府公認TATTWAMASI YOGIC HEALING CENTERヨガセラピーTTC修了、全米ヨガアライアンスRYT2000と、なんだかとっても本格的な資格をお持ちのようなので、レッスンも本気モードなのです。