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松山 猛の道楽道(どうらくどう)

家具を見てみると、その多くはアメリカの大きな家に合わせて作られたサイズのものが多く、日本の住宅事情に合うものは少ない。ラグや照明器具ならようやく日本の家にも合うだろうといった感じなのだが、持ち帰りにくいから、そんなに興味を惹かれない。
以前なら見つけやすかった”フィエスタ”や”ラッセル・ライト”などの食器類は、もうほとんどがコレクターによって収集され、そこではあまり見ることがなかった。

松山 猛の道楽道(どうらくどう)

それではとヴィンテージ・クローズを扱う店が並ぶセクションに移動すると、そこは古着がこれでもかと並ぶテントが、これでもかと並んでいるのだった。
そのほとんどはオヤジ向きではないTシャツやネルシャツ、そしてジーンズやスニーカーといった、典型的なアメリカン・カジュアルの世界だった。

しかしその古着の海の中を泳ぎ回るうちに、一軒の店先に結構な雰囲気のクロコダイル・シューズを発見。
少々埃をかぶっているけれど、これは正真正銘のクロコ素材だと目をつけて、店の人に一度履いてみてもいいかと聞いたら、どうぞということで、試し履きするとなんと僕にぴったりのサイズではないか。

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