
ラコステのL1212やジョン スメドレーの海島綿ニット、インコテックスのJ35、最近ではボリオリのドーヴァーなどがそれで、ほぼ全ての編集部員が所有し、まるで決まりごとのように皆が同じ服を着ていることがその由来です。
このバルスタリーノもそれら”制服”のひとつで、春先や秋口などは毎日だれかしらが着用しています。
それほど皆に愛される理由は種々ありますが、着方のバリエーションがかなり広いことがそのひとつだと思います。
前ボタンを開け、袖を捲ってカーディガン感覚で着る人、ジャケット代わりにウールパンツに合わせる人、サイズもパツパツを選ぶ人、ゆったりめを選ぶ人と様々ですが、どんな着方をしてもサマになる。
相当に懐の深いアイテムです。
この懐の深さがあるからこそ、誕生から70年以上にわたって定番レザーブルゾンの地位を守り続けられるのでしょう。最近は価格もかなり手頃になってきているので、本当に買って損のない名作だと思います。