
言わずと知れた大定番、ブルックス ブラザーズのオックスフォードBDシャツ。
素朴ながらも味のあるロールを描く襟、着込むほどに味の出るゴリッとした肉厚オックスフォード生地など、普遍的な魅力が詰まった名作ですが、もちろん時代とともに変わる部分もあります。
そのひとつがサイズ感。細身のジャケットやパンツが主流になってから、見幅やアームをスリム化した「スリムフィット」、「エクストラスリムフィット」など、新しいモデルが登場し、気分や服装に合わせていろいろな選択ができるようになりました。
で、こちらのシャツですが、購入時に結構迷いました。
「クラシックフィット」「スリムフィット」「エクストラスリムフィット」の3モデルを試着して比べたところ、自分の体型(174cm、55kg)に最も合うのはエクストラスリムでした。
が、少しフィットにゆとりのあるスリムフィットは、着丈も長めに設定されているため裾のブラウジングが何ともきれいに決まります。
ジャケットの下に着るならタイトなエクストラスリムだな、でも一枚で着るならふんわりとしたスリムがよさそう…と悩んだ末、一枚で着るシャツとしてスリムフィットを購入しました。
近頃はかなりピタッとしたタイトフィットがもてはやされますが、適度なゆとりがあるのも何とも味わいがあって格好いいもの。
それを再認識させてくれる買い物でした。