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マセラティのレヴァンテ
GTSのエンジン
トロフェオのエンジン
仕様のことなる2種類のV8エンジンを用意。GTS(上)は3.8?の550ps/733Nm、トロフェオは同じ3.8?ながら590ps/734Nmとアナウンスされた。

日本上陸、さっそく試乗!

何とマセラティはレヴァンテV8搭載モデルを市場へ投入するにあたり、スカンク・ワークスの提案を受け入れて、同時に二種類のエンジンスペックを提供することにした。それが今回リポートする、550psのGTSと590psのトロフェオである。

いずれのグレードにも専用のシャシーチューニングと4WDプログラムが授けられており、なかでもトロフェオにはSUVでありながら”コルサ”(サーキット)モードというスパルタンな電子制御セットも準備された。

マセラティのレヴァンテ
本国仕様のボディサイズは全長5020×全幅1968×全高1698mm。V8モデルはベースグレードよりも全高が若干低めの設定となる。

日本上陸を果たした2台のレヴァンテV8。ヨーロッパ市場よりも早くジャーナリスト用の試乗会がセッティングされ、伊豆半島の雄大なワインディングロードで思う存分に試す機会を得た。 

当然のことながら、日本屈指の高速スカイラインにおいて抜群のパフォーマンスをみせたのはトロフェオのほうだった。

機敏でかつ正確なステアリングフィールに加えて、怒濤のトルクによる豪快な立ち上がりにスーパーカー顔負けのエグゾーストサウンド、というわけで、まったくもって背が高いだけのマセラティ製スポーツカーである。

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