今回は、「Breathing Life Into Things(モノに命を吹き込む)」というテーマをもとに、イタリアのファッション雑誌『VOGUE ITALIA』とのコラボレーションによる展示内容となっている。コンセプトモデルとアート作品を組み合わせることで、クルマのデザインをアートの領域まで高めるマツダデザインの挑戦のひとつという。
「VISION COUPE」は、2017年に世界初公開されたマツダの次世代デザインを提示したモデルだ。2010年以降、提唱し続けているデザインテーマ「魂動(こどう)」を日本の美意識にもとづき深化させ、伸びやかでシンプルなワンモーションフォルムを作り上げている。このコンセプトモデルは東京モーターショーでも圧倒的な注目を集めた。

また、2018年1月にはフランス・パリで開催された「第33回Festival Automobile International(国際自動車フェスティバル)」において、世界でもっとも美しいコンセプトカーとして「Most Beautiful Concept Car of the Year賞」に選出。そして、3月にスイス・ジュネーブで開催された「第11回 Car Design Night」にて「コンセプトカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。世界的にも高く評価されている。