さらに、5月にはイタリアで1929年から開催されている伝統と格式ある自動車のイベント「Concorso d’Eleganza Villa d’Este（以下、コンクール・ド・エレガンス ヴィラ デステ）」にも招聘された。これをきっかけに「VISION COUPE」を目の当たりにし感銘を受けた『VOGUE ITALIA』がコラボレーションイベントを提案。ミラノにおいてアート写真との展示が実施された。
今回の東京ミッドタウンでの展示は、このミラノでのイベントを再現したものだ。『VOGUE ITALIA』による生命力あふれる作品が「VISION COUPE」のボディに美しく映りこみ、新たな生命感を創出するという。イベント初日には、マツダ常務執行役員デザインブランドスタイル担当の前田育男氏と、アーカイブフォトディレクターで、『VOGUE ITALIA』のゲストエディターも務めるマイケル・ヴァン・ホーン氏のトークセッションも行われた。
マツダは、このコンセプトカーのエッセンスを、2019年からグローバルに導入予定の次世代商品に反映させていくという。これを見れば、クルマは単なる移動の道具ではないとわかるだろう。”世界でもっとも美しいコンセプトカー”、一度は自分の目で見ておいて損はない。
世界でもっとも美しいコンセプトカー「VISION COUPE」（写真9枚）
■「東京ミッドタウンデザインタッチ2018」のマツダ出展概要
開催日時：2018年10月19日（金）から28日（日）の11:00-19:00（入場無料）
場所：東京ミッドタウン プラザ1F キャノピー・スクエア（東京都港区赤坂9丁目7-1）
イベント詳細
文・撮影／藤野太一 写真提供／マツダ 構成／iconic
