会場となった「インジェ・サーキット」(写真2枚)
そして今回、そんなJCWの3モデル(3ドアハッチバック、クラブマン、クロスオーバー)をサーキットで試乗する機会を得た。その場所はなんと韓国。実はミニは韓国でもかなり人気で、セグメントでのシェアは堂々のトップだそうだ。会場となったサーキットはソウルから高速を使ってバスで約3時間の場所にある「インジェ・サーキット」。誤解を恐れずに言えば、岐阜の山奥にあるようなサーキットである(笑)。ただコースや設備は本格的で、スーパー耐久などの日本レースの開催実績もあり、本コースの全長は3.908km。高低差があって、なかなかの難コースだ。
試乗したモデルは、既に日本でも発表済み(日本仕様と韓国仕様で多少の違いはある)のもので、全てのモデルに搭載される2.0リッター直4ターボエンジンは、最高出力231ps、最大トルク350Nmを発生。専用にチューニングされたサスペンションやブレーキを装着し、まさにJCWの開発コンセプトでもある「最速のミニ、最もホットなミニ」を実現したモデルとなる。