ウイリス ジープ、ジープ ラングラー、メルセデス・ベンツ Gクラス(写真3枚)
第2次世界大戦で活躍したウイリス・ジープがその代表例。戦争が終結すると、機動性はそのままに民生用として快適性が与えられることになる。さらに利便性を求めてボディをストレッチした4ドアモデル(ロングボディ)も登場。その血筋は、ジープ ラングラー、メルセデス・ベンツ Gクラス、トヨタ ランドクルーザーなどに引き継がれている。
ジープ グランドワゴニアとシボレー サバーバン(写真2枚)
一方、農場や牧場などで実用車として誕生し、荷台(ベッド)の積載性が重視されたのがピックアップトラック。やがて居住性が求められるようになり、荷台にFRP製の屋根(キャノピー)を付けたモデルが登場する。キャノピーは金属ボディと一体化していき、70年代にはジープ ホンチョ(ピックアップ)をベースにしたジープ グランドワゴニア(SUV)、シボレー ピックアップトラックをベースにしたシボレー サバーバン(SUV)などが登場する。