クルマでいったい何しよう♪ 大人の車会見学【BMW 4シリーズカブリオレ × 熱気球】

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日本国内で体験できる場所が何ヶ所もあるのに無縁なままで終わってしまうことが多い熱気球体験。せっかく空からの景色を楽しむのだからと、4人乗りオープンのBMW 4シリーズカブリオレで向かって見ることにした。

BMW 4シリーズカブリオレ × 熱気球



モータージャーナリスト 岡崎五朗さん

モータージャーナリスト
岡崎五朗

テレビ、雑誌などで活躍する自動車ジャーナリスト。次のアクティビティ選びにも余念が無い。


まだ見ぬ世界を体験しに4座オープンでいざ栃木へ

今回挑んだアクティビティは実に不思議な乗り物、熱気球である。何が不思議って、ほとんどの人がその存在を知っているのに、詳細に関してはほとんど知られていないこと。調べると日本でも乗れる場所が多いとわかり、すっかり興味をもった撮影班はこの遊びをチョイスすることにした。選んだのは渡良瀬遊水池から飛び立つ気球屋栃木支店。いくつかの支店のうち、ここだけはオールシーズンで気球に乗ることができるそうだ。といっても天候によっては前日に中止が告げられることもある。目安としては風速3m以下が飛べる条件。穏やかな風を待ち望みながら撮影日を楽しみに待つことにした。

前述した通り気球のことを我々はほとんど知らない。いちばん驚いたのが操縦方法だ。気球は上下にしかコントロールできない。じゃあどうやって進む方向を決めるのか。聞くと、風は高度によって向きも強さも異なるそうで、それを利用して行きたい方向を目指すのだという。飛び立つ前に風船を飛ばし、その動きをみて風の動きを把握。飛び立ったあとは風を予想しながら「あっちに行くならこの辺の高さの風を捕まえて」という具合に高度を調整しながら操縦するのである。とはいえ風に向かって進むことはできない。自由に行きたいところへ行ける自動車と違い、行き先は基本的に風まかせ。なんともロマンチックな乗り物だ。

BMW 4シリーズカブリオレ

さて、今月の相棒はBMW 4シリーズのカブリオレにした。最大の特徴である電動ハードトップは時速18キロ以下なら走行中でもスイッチひとつで開閉可能となる。3分割式という凝ったメカニズムを採用しているにもかかわらず、約25秒でクーペからオープンへと変身する。その際、3枚の湾曲したパネルを「(((」状に無駄なく重ねて収納するため、オープン時のトランクの収納力も上々だ。後席には大人2人が座れるし、後席を倒せば大量の荷物にも対応できる。エレガントながら、実用性にもこだわったクルマなのだ。3?直6ターボのパワフルさもさることながら、このエンジンの魅力は普通に走っていても最高に気持ちいいこと。この味わいは他のメーカーにはなかなか出せない。さらに、風のあしらい方もうまい。当日はまだかなり冷え込んでいたが、風の巻き込みが少ないことに加え、首に温風を吹き付ける「エアカラー」のおかげで、高速道路でも快適なオープン走行を楽しめた。

2024

VOL.341

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