「究極の靴磨きにふさわしい靴」を革靴の製法から考えてみた【究極の靴磨き】

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『究極の靴磨き』

日本一の老舗シューケアメーカー「コロンブス」の全面協力、Begin & MEN’S EX特別編集で好評発売中の書籍『究極の靴磨き』から、その中身をピックアップしてご紹介する。

今回のトピックは「靴の製法」。靴の寿命は底付けの製法に大きく左右される。判断基準は、オールソール(ソール交換)できるか否かだ。定期的に履いて10年選手を目指すなら、複式縫いがキーワード。各製法の特徴を、おさらいしよう。

[1]ハンドソーン・ウェルテッド

『究極の靴磨き』

すくい縫いと出し縫い、という2つの縫製を経て完成する製法。複式縫いと言われるその製法は頑強であると同時に度重なるオールソールにも対応する。10年選手の筆頭である。

[2]グッドイヤーウェルテッド

『究極の靴磨き』

ハンドソーンウェルテッドを機械化した製法。そのネーミングは考案者のチャールズ・グッドイヤーJr.から採ったもの。1879年に発表されると靴業界の量産化が一気に進んだ。

[3]マッケイ

『究極の靴磨き』

釣り込んだアッパーの縁とソールを靴内部で縫製する製法。軽く屈曲性に富む。アッパー、ソールともに直に縫うので修理には向かない。オールソールは2〜3回が限界と言われる。

[4]ステッチダウン

『究極の靴磨き』

張り出したアッパーの縁とソールを縫製する製法。ホールド感はその他の製法に比べて劣るが、軽く、屈曲性に富む。子供靴の製法として人気に。マッケイ同様修理には向かない。

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『究極の靴磨き』

関連記事:日本一の老舗シューケアメーカーが直伝する”究極の靴磨き”とは?【書籍『究極の靴磨き』が発売】

―INDEX―
ChapterⅠ 頻度に応じた靴磨き
おろしたての靴磨き/履き終わりの靴磨き/週に1度の靴磨き/月に1度の靴磨き/半年に1度の靴磨き
ChapterⅡ 短時間でできる靴磨き
1分で光らせる/5分でツヤを出す/30分で鏡面磨きを完成させる
ChapterⅢ 上級者向けの磨きを極める
立体感を出す磨きを極める/アンティーク磨きを極める
ChapterⅣ トラブル対策
キズ編/カビ編/塩吹き編/クレーター編/シミ編
ChapterⅤ 磨きがいのある デザイン別 究極の靴カタログ10選

世界文化社刊 1300円+税
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『究極の靴磨き』

2024

VOL.341

Spring

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