キドニーグリル4割増の超巨大化で、ド迫力のルックスになったBMW新型7シリーズ

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BMW新型7シリーズ

特徴であるキドニーグリルをさらに強調した新デザインを採用

新型7シリーズについて語る前に、少しだけ歴史を振り返っておきたい。

BMWは第二次戦後に高級ラグジュアリィブランドとして再出発している。"バロック・エンジェルズ"と呼ばれるV8エンジン搭載モデルの数々を開発していたのだ。とはいえ、戦後間もない時代に高級車ブランドとして成功することは難しかった。結果、経営危機に陥ったBMWは60年代に入ってクワント家からの支援を受け現代まで至っている。

新たなオーナーを得たBMWはミッドサイズの大衆モデル="ノイエクラッセ"(ニュークラス)に経営資源を集中させた。ノイエクラッセは大成功を納め、現代の5シリーズへと発展する。「スポーティサルーンが得意なブランド」というBMWのイメージが確立されたのは正にこのときだった。

ノイエクラッセの成功で勢いづくBMW。当時としては大型サイズの高級モデルを再び計画する。"ニューシックス"=ストレート6エンジン搭載のフルサイズラグジュアリィサルーン(E3)&クーペ(E9)だった。BMWといえばストレート6というイメージはこのときに生まれたものだ。

よくできたシャシーとストレート6(シルキーシックスなどと評される)をもつ高級スポールサルーンという、ライバル・メルセデスベンツとはまるで異なる立ち位置を得たBMWはその後、5シリーズ(E12)、6シリーズ(E24)、3シリーズ(E21)と矢継ぎ早にラインナップを固めていく。

そして77年、ついに専用プラットフォームを持つ大型高級サルーンの7シリーズを開発する。ここに至って現代とまったく同じBMWの基幹ラインナップ、すなわち3シリーズ・5シリーズ・7シリーズが出揃ったというわけだ。

歴史の勉強はこれくらいにしておこう。本題の7シリーズマイナーチェンジである。

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2019年VOL.303月号

2019

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