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BMW新型7シリーズのバックスタイル
日本での発売時期はまだ未定となっているが、2019年内にはデビューを果たすとみられている新型7シリーズ。ドイツ本国ではV12エンジンを積むM760i xDrive、V8エンジンの750i xDrive、直6の740i、740i xDrive、そしてPHVの745e xDriveも用意されている。

BMWファンにはよく知られている通り、フラッグシップのビッグサルーンであっても7シリーズはオーナードリブンカーであり”駆けぬける歓び”に満ちたクルマだ。それゆえ初代以降、7シリーズのルックスはというと、メルセデスベンツSクラスとは違って、スポーティデザインであり続けた。

ところが近年、アメリカや中国といった大市場におけるニューリッチ層においては高級モデルに威厳=”オシの強さ”をより求める傾向が顕著になっている。そこでBMWは”バロック・エンジェルズ”の故事にならい、大型SUV・X7登場のタイミングにも併せて、BMW マスクの象徴というべきキドニーグリルの超巨大化を7シリーズのマイナーチェンジにおいても計ってみせた、というわけだった。

BMW新型7シリーズ
ベースグレードとなる740iがFRである以外、全モデル全輪駆動のxDriveを採用。新型シャシーを採用することで、スポーティかつ安定したBMWらしい走りが味わえる。

冒頭の写真を見ても分かる通り、前期型に比べてキドニーグリルの面積が4割も広くなっている。いっそう薄くなったヘッドライトを組み合わせることでグリルの大きさがさらに強調された。併せてノーズ先端高は50ミリほど引き上げられており、BMWエンブレムも大きくなっている。なるほど、まるでフルモデルチェンジしたかのようにオシの強い顔立ちとなった。インテリアも大型ラグジュアリィクーペの最新作である8シリーズから採用された最新のデザイントレンドへとリニューアルされている。

BMW新型7シリーズのインテリア
先に登場しているフラッグシップクーペである8シリーズで採用された新デザインを踏襲。「Hey BMW」と話しかけると起動する「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」など、旗艦モデルらしくすべての最新デバイスが用意されている。
BMW新型7シリーズの車内ディテール
広さ、充電機器、使われる素材、サウンドシステムなど、贅を尽くした車内。後席の快適性は前席以上。これも旗艦モデル故の特徴である。
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