2018年12月号

2018年12月号

2018年11月06日発売

魅せる時計
必携3本メソッド

個性の表現として、時計は欠かせないアイテムであり、装いやシーンに応じて、ぜひ使い分けたいもの。何本もの時計を所有したいところだが、とはいえ、よほどの愛好家でない限り難しいのが現実。そこでM.E.は「仕事?ドレス」、「ビジカジ?休日」「休日のレジャー」の3つのシーンをそれぞれ満たせる時計が1本ずつあれば、究極、どんな場面にもフィットすると考えた。今回は、6タイプのキャラクターを想定し、それぞれに見合った3本を提案してみた。

for TYPE 01 スーツという鎧をまとい責務をこなす王道堅実タイプ

人心を掌握し、リーダーシップを発揮してプロジェクトを先導する。情報収集能力が高く、好奇心が旺盛で、人脈も広い。そして組織の中でこそ、自身の才能が生きると、身の丈を知る。そんな一流の管理職は、自分への投資を決して惜しまない。美しくフィットするオーダースーツは、彼らの鎧。腕元には、見た目がいいだけでなく性能的にも上質な腕時計を選ぶ。時間の大切さを知っているから。ジャケパンで少しくだける際には、エレガントさを伴ったラグジュアリーなスポーツウォッチを選択。そして休日、カジュアルな装いで家族と過ごす時間は少しミリタリーな時計で、童心へと帰る。出来るビジネスマンは、寛ぎ方も心得る。

for TYPE 03 仕事も装いもスキなくこなしたい若手ホープタイプ

営業職のエース時計は、綺麗な青文字盤のモデル。ソリッドなメタルブレスに加え、文字盤9時位置でメカもチラ見せする、主張のある1本だ。華奢なドレス時計は自分には早い。精力的で若々しいイメージの演出が重要と考えているのだ。価格も実は大切。ビジネスでは年相応な、控えめな価格のものが無難。このほか仕事にはレトロな二つ目クロノも愛用。こちらはジャケパン姿によく合い女性と出かけるときにも重宝。そしてもっとくだけた装いには、ゴールドのデジタル時計が最近の定番。カジュアルのリッチなアクセントとなるそれには、かつてブームの洗礼を受けた者からの視線が集まるのも気に入っているようだ。

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