素材、縫製、パターン、歴史etc JAPANブランドはこんなに凄かった！
日本では、世界に通用するモノ作りが行われています！
1960年代の「アメトラ」ブーム。1990年代の「クラシコイタリア」ブーム。かつて日本のファッションは海外に憧れを抱き、手本にしてきた時代が多くあった。そして各々の技術、工場、店、職人たちが独自の進化を遂げながら2000年代を迎え15年超。日本が追い続けた「世界」のファッションシーンが、今度は「日本」を見直し、高く評価する時代がやってきた。
では、日本が得意とするモノは、何か？技術習得への熱意。小さな行程にも手を抜かない真面目さ。手仕事の器用さ。素材開発への探求心。そして、他の良さを受け入れ、融合する柔軟性。日本古来の伝統技術を持つ工場が、海外のテイストを積極的に取り入れる。海外で技術を学んだ職人たちが再び日本に戻り、新たな己のスタイルを構築する。そんな国境を越えたモノ作りは、日本ブランドに新たな価値を生んだ。
スーツや黒靴、ニットに靴下……今回紹介するアイテムは、どれも無地でシンプルで、「一見普通」なものばかり。されどひとたび袖を通し、履いてみればその着心地、見た目の美しさ、優れた機能の虜になる。Made in Japan が誇る日本のモノ作りは、着る人を裏切ることなく、「世界基準」の服になっていくのだ。
