業界騒然!存在感は厚さに比例しない超薄型ケースの時計を手元に

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AtoZで斬る! 旬なKEYWORDで徹底解説
新作ウォッチ2026

今、選ぶべきタイムピースとは? 2026年4月に開催された新作エキシビションWatches & Wonders Geneva 2026を軸に同時期に発表された新作から注目作を選び出し、アルファベット順にキーワードを設定して徹底検証。タイムピースの A to Z を読み解く‼

【T】Thin
存在感は厚さに比例しない超薄型ケース

数年前まで熾烈を極めた超薄型競争にトドメを刺したのは、ロシアの独立時計師コンスタンチン・チャイキンが2024年に発表した、厚さわずか1.65mmの「ThinKing」。2026年彼はこれをベースに目玉を模した透明な時分表示の「ThinKing Mystery」を発表した。「競争」の時代を経て、メジャーなメゾンでは適正な薄さによるエレガンスを追求するフェーズに入ったように見える。厚さ7.35mmのヴァシュロン・コンスタンタンのプラチナモデルは象徴的なひとつだろう。

業界騒然! 限界を突破した1.65mm
Konstantin Chaykin(コンスタンチンチャイキン)

コンスタンチンチャイキン
ThinKing Mystery
独立系時計師・発明家であるコンスタンチン・チャイキンより、2024年発表の超薄型ウォッチをベースにした新作「ThinKing Mystery」が登場。今回は、厚さわずか1.65mm!! このケースに独自のCal.K.23-3.1を一体化し、透明ディスクで時分を浮かび上がらせるミステリー表示を採用。この構造は、奇術師であり時計師でもあったジャン=ウジェーヌ・ロベール=ウーダンの遺産に着想を得たものだという。限りなく薄くするためリューズすら設けず、巻き上げや時刻調整は2種類の補助ツールで行うという徹底ぶりだ。世界限定12本。手巻き。合金ケース。レザーストラップ。ケース径41mm。価格は要問い合わせ(ANDOROS)
コンスタンチンチャイキン

スポーティウォッチでは驚異の7.35mmを実現
VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)

ヴァシュロン・コンスタンタン
オーヴァーシーズ・エクストラフラット・オートマティック
“ラグスポ”の傑作「オーヴァーシーズ」に加わった極薄モデル。7年間もの研究開発を経て、コレクション史上最薄となるケース厚7.35mmを実現した。ケース、ブレスレット、クラスプにはPt950を採用。特殊配合と熱硬化処理により、極薄設計に求められる耐久性を確保している。搭載する新開発の自動巻きCal.2550も、厚さわずか2.4mmに抑えられている。Pt950製マイクロローター、吊り下げ式の二重香箱、コンパクトな単層輪列を組み合わせ、約80時間のパワーリザーブを実現。世界限定255本。機械式自動巻き。ストラップはブレスレットの他、2本付属。ケース径39.5mm。5気圧防水。1900万8000円(ヴァシュロン・コンスタンタン)
ヴァシュロン・コンスタンタン

 

[MEN’S EX Summer 2026の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み

2026

VOL.350

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