「世界最高のワイン」を生み出すという創業者の思いを受け継ぎ至高のシャンパーニュを造り続けてきたメゾン、ドン ペリニヨン。 「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2006 プレニチュード 2」は、2006年のヴィンテージにさらに8年の熟成期間を加えることで生み出された、新たなる傑作だ。ドン ペリニヨンのヴィンテージは、限られた本数のボトルのみセラーに保管され、長い熟成の旅に出る。時間をかけてゆっくりと熟成させることで、瓶内の活動が活発化し、酵母がワインにエネルギーを与えていくのだ。
およそ15年の歳月をかけて熟成のエネルギーがピークに達し、新たな高みを極めたドン ペリニヨンはさらなる進化を遂げてより深みを増し、より長い余韻とともにその力強さを増幅させていく。そして、第二の熟成ステージを迎えたドン ペリニヨンこそが「プレニチュード 2」なのだ。
2006年のワインは当初から官能的でまろやかな特徴を持ち、包み込むような味わいが特徴的だったが、その開放的でリッチなテクスチャーにはさらなる弾力が求められた。そのため、熟成の第一段階である最初の「プレニチュード」到達までには通常以上の時間を要し、2015年になるとその兆候がようやく現れるようになった。この過程は、まるでブドウの熟成とワインがゆっくりと共鳴し合うかのように進行していった。
さらに7年間の追加熟成期間を経て、ヴィンテージ2006には第二の熟成段階に達した「プレニチュード 2」の新たな魅力が結実。ヴィンテージ2006の特徴は、時間の経過とともにより精緻に、より鮮明になり、さらなる高みへと到達するその潜在的な力といえよう。
こうして完成した「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2006 プレニチュード 2」は、温かみのある光沢を放ち、豊かで深い味わいと曲線的なニュアンスが輝きをもって私たちを包み込み、繊細なシャンパーニュの感動が美しい余韻を残してくれる。
「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2006 プレニチュード 2」は、ドン ペリニヨンにとって「時の流れ」がいかに重要であるかを物語ってくれる一本でもあるのだ。