
1843年、ヨーゼフ・クリュッグによってフランスのランスで創業したメゾン クリュッグ。ヨーゼフは妥協を許さない哲学と先見の明を持った異端児で、「歓びこそがシャンパーニュの本質」というのが彼の考えであった。
創業当時よりブドウ畑の各区画の個性を最大限に生かすという哲学のもと、ブドウ畑それぞれの区画が持つ個性を重視。ブドウ畑を日当たり具合や傾斜など様々な条件で細分化し、それぞれの区画からなる数百にものぼるリザーヴワインの「ライブラリ」を確立しているのも特徴だ。こうして、ヴィンテージという概念を超越し、気候の違いに左右されることなく誰もが認める卓越した品質を持つシャンパーニュを毎年提供することに成功したといえる。
そして、プレステージシャンパーニュだけを造る最初にして唯一のシャンパーニュメゾンを確立するに至ったのだ。ヨーゼフのビジョンと創意工夫は6世代にわたりクリュッグ家に受け継がれ、現在でも高められている。
そうした伝統から、「単一の食材に光を当てる」というクリュッグならではのアイディアが生まれ、現在は毎年ひとつの食材をテーマに、世界各国で活躍するクリュッグアンバサダーのトップシェフたちがクリュッグ グランド・キュヴェ、クリュッグ ロゼとの至高のペアリングを追求し、提案するプログラムへと発展している。

今年の単一食材テーマは「KRUG × FLOWER」。新作のクリュッグ グランド・キュヴェ 172 エディションをはじめとする至極のラインナップに、クリュッグアンバサダーが考案した至高のペアリングを愉しめる特別なディナーを期間限定で開催予定だ。

10月1日から「オークラ東京」にて、シェフパティシエを務める青森昌之氏考案のデザートのペアリングが始まっている。また、11月12日(火)~16日(土)は「Le salon privé」の成田一世氏によるディナーイベント、11月15日(金)・16日(土)は須賀洋介氏が代表を務める東京の「SUGALABO」、17日(日)は「SUGALABOV」にてディナーを開催。そして12月5日(木)、12月6日(金)は飯塚隆太氏がオーナーシェフを務める「Restaurant Ryuzu」にてディナーが開催される。

クリュッグが大事に守り受け継いできた伝統と「FLOWER」との出会い、そして、トップシェフたちのアイディアをぜひ、楽しんでいただきたい。
KRUG x FLOWERに関しての詳細はこちら