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機械式時計発祥の地であるスイス・ジュウ渓谷の芸術的な時計作りの伝統を守る一方、デザイン、メカニズム、素材面においても常に革新を行なってきた名門ブランパン。だからこそ、時代時代の審美眼ある者たちに愛され続けてきたのだ。代表コレクション「ヴィルレ」と「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」の新作から、いかにこのメゾンの時計が、現代を生きる紳士の腕にふさわしいか紹介したい。
伝統を守り続けるクラシック顔の「ヴィルレ」コレクションの今
創業地の名を冠した「ヴィルレ」は、ブランパンの中でもっともクラシックなコレクション。アイコニックなダブルステップ・ベゼルを持つ薄型のラウンドケースは、正統派のスーツスタイルを好む方にはまさしく絶好の存在だ。シンプルな3針モデルから、パーペチュアルカレンダーやトゥールビヨンなど、複雑機構の大家らしいド級のコンプリケーションウォッチまで自社で作ることができる数少ないマニュファクチュールであり、ディープな時計愛好家からの人気も高い。
ここで紹介したのは「ヴィルレ コンプリートカレンダー」の新作だ。月、日付、曜日を表示するコンプリートカレンダーも、月の満ち欠けを表示するムーンフェイズも、ブランパンが昔から得意とするもの。「ヴィルレ コンプリートカレンダー」は、その二つを融合した複雑機構をヴィルレの格調高いデザインに載せた人気シリーズ。本作ではリッチな18Kレッドケースに、サンバースト仕上げの美しいグリーン文字盤をセットし、とても新鮮な佇まいに仕上げた。
ちなみに昨今はグリーン文字盤がトレンドになっているが、こちらはブランパンのル・ブラッシュのアトリエを取り囲む、モミの森の色合いから着想したもの。とても落ち着いた色味であり、シックなドレススタイルにもしっくり馴染む。

正統的なグレースーツに、レッドゴールドケース+グリーン文字盤の「ヴィルレ コンプリートカレンダー」を合わせてみた。クラシックでありながら、手元をさりげなく華やかに、そしてモダンに彩る時計であることがわかるだろう。ここでは盤面のロマンチックなアクセントとなっているムーンフェイズに合わせて、ペイズリー柄のタイとストライプシャツという洒落感あるVゾーンとしてみた。大人のセンスと遊び心を伝えたいとき、こんなコーデはいかがだろう。


搭載するCal.6654をサファイアクリスタル越しに鑑賞できるのも魅力。ゴールド製のローターをはじめ、随所にマニュファクチュールの職人たちが美しい装飾を施しており、さすが名門ブランパンと感じる。なお同ムーブメントは、耐磁性に優れたシリコンヒゲゼンマイを用い、パワーリザーブは約72時間を誇る。
現存する世界最古の歴史に裏打ちされた真のマニュファクチュール
伝統を守り続けるクラシック顔の「ヴィルレ」コレクションの今

ご存じのように高級時計の価格帯は年々値上がりしている。それが世界最古の歴史を持つ名門中の名門ブランパンとなれば、おいそれとは入手できるプライスではないと考える人も多いかもしれない。それは大きな誤解だ。
上の3本が好例。左はケース厚わずか8.7㎜のスリムなケースでピュアな美しさを際立たせた「ヴィルレ ウルトラスリム」、中と右はシティユースを意識した洗練デザインのダイバーズウォッチ「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」と、いずれもブランドを代表する人気定番のSSモデルだが、じつは全て100万円台中程のプライスで購入できるのだ。
もちろん全て高級感ある隙のない仕立てで、搭載するのは自社で開発したマニュファクチュール・ムーブメント。ムーブメントの各パーツには芸術的な装飾もなされている。
ちなみにこういうSSケースのシンプルな3針は、装いに合わせやすく、活躍するシーンも広いもの。そういう意味でも非常にコストパフォーマンスは高い。名門のエントリー機というより、ブランパンの神髄をストレートに味わえるモデルとしておすすめだ。
まだある!100万円台の定番モデル
ダイバーズウォッチの元祖、「フィフティ ファゾムス」コレクションの今
防水性の高いケース、堅牢なリューズ機構、リューズパッキンの摩耗が少ない自動巻き、夜光塗料により視認性を高めた文字盤、そして潜水中の経過時間を読み取るロック機能付きの回転ベゼル……。こうした現代的なダイバーズウォッチのスタイルは、すべてブランパンが1953年に発表した「フィフティ ファゾムス」が確立したものだ。以降このメゾンはこの元祖ダイバーズをブランドのスポーツウォッチの頂点と位置づけ、大切に作り続けているが、より都会的なスタイルに映えるモデルがお好みなら、ズバリ「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」を選んだほうがいいだろう。
同シリーズは、フィフティ ファゾムスのデビューから3年後の1956年に生まれたコレクションだ。フィフティ ファゾムスが本格ダイバーのための“ギア”として開発されたものだが、こちらはシティユースも意識し、ケースはより小ぶりで、デザインもぐっとシンプルに洗練されていた。それでいて高い防水性能などはそのままだったことから、たちまち当時の洒落者たちの間で評判となり、現在もメゾンの中で1、2の売れ行きを争う人気シリーズとなっている。
ここで紹介したのはその新作。ブランパン得意のムーンフェイズ付きコンプリートカレンダーを搭載した「フィフティ ファゾムス バチスカーフ コンプリートカレンダー」のケースとブレスレットを、はじめてセラミック製としたものだ。サンバースト仕上げの文字盤とセラミックをインサートした逆回転防止ベゼルのグリーンがマットなブラックセラミックとクールなコントラストをなし、手首をとても洒脱に彩ってくれる。

ここでは茶ベースにチェック柄を配したツイードジャケットと合わせてみた。バチスカーフは、今でいうラグジュアリスポーツウォッチの先駆的存在であり、もとからオフィスカジュアルには絶好の存在だが、本作のグリーン×ブラックの色合いは、こうした様々な色をミックスしたジャケットにとても大人っぽくマッチする。とくにこのジャケットはペーンにグリーンっぽい色が入っているのでなおさらだ。

なお本作が搭載するムーブメントは、先に紹介した「ヴィルレ コンプリートカレンダー」のものと基本構造は同一。いつでも好きな時間帯に各表示を調整できる安全性に優れたムーブメントである。もちろん300m防水の本格ダイバーズ性能も有しており、デイリーに着用できるコンプリケーションをお探しなら最高の選択だ。

耐久性に優れ、傷がつきにくく、アレルギーなども起こしにくいセラミックは、時計の外装に最適な素材。ステンレスの約5倍の硬度を備えながら、25%も軽量というところも魅力だ。ただ、非常に加工が難しく、とくに仕上げの工程などでは高度な技術が求められる。ブランパンの職人たちはこれを見事にクリア。とくに今回ブランドとして初めて採用されたセラミック製ブレスレットでは、特許取得済みのカム型ピンで連結されたリンクシステムを採用し、抜群に快適なフィット感を叶えている。
よりスポーティに、よりカジュアルに、幅広いシーンで本格ダイバーズを楽しむ

「フィフティ ファゾムス バチスカーフ コンプリートカレンダー」のブラックセラミックモデルには、ブルーのサンバースト文字盤も用意される。先に紹介したグリーン文字盤は逆回転防止ベゼルもグリーンで揃えていたが、こちらはベゼルにブラックのセラミックをインサートしている。こういう細かいところのこだわりもさすがブランパンだ。
ここで紹介するモデルはセラミックブレスレットではなく、文字盤同色のセイルキャンバスストラップを装着したタイプ。より軽快感が増し、カーディガンジャケットを羽織った写真のようなスタイルにもとても似合う。ジャケットがリッチ感ある白であるところも、この時計のラグジュアリーな雰囲気と響き合っている。くつろいだ休日スタイルも一定の格を見せつけたい人には、うってつけの時計と装いの合わせだ。

撮影=筒井義昭 スタリング=武内雅英(CODE)) ヘアメイク=TOYO 文=吉田 巌(十万馬力)
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