2022年に刊行された『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』の第2弾として、「複雑時計編」が発売となった。本書ではここ数年ブームが続いている複雑時計に絞って、その魅力的な機能や難解に動く「しくみ」を、とにかくわかりやすく解説。奥が深いさまざまな複雑機構のしくみをご紹介しよう。
複雑時計を作る天才時計師たち
いつの時代も、画期的な時計、そして画期的なメカニズムは「天才」と呼ばれる時計師の頭の中から始まる。現代の天才時計師は、これまでの偉人たちの仕事に最大の敬意を払いつつも、自分だけのオリジナリティを加えたかつて見たことのない超絶機構で時計ファンを楽しませる。
ジュリオ パピ
Giulio Papi
スイス時計のシンクタンク
スイスのラ・ショー・ド・フォンで生まれたジュリオは、時計学校を卒業した後の1986年にドミニク・ルノー氏と共同で複雑機構の専門工房「ルノー エ パピ」を設立。以降は、さまざまな時計ブランドの依頼によって超絶的な時計を開発してきた。近年もミニッツリピーターで「美しい音」を解析。機械式の伝統に新しい発想を吹き込むアーティストである。現在は、オーデマ ピゲの新マニュファクチュール「オーデマ ピゲ ル・ロックル」のディレクターを務める。
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『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ【複雑時計編】』
定価:2,420円(税込)
発⾏・発売:株式会社世界⽂化社
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