マットなグレーウールで上品な着こなし方をしよう

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あくまで上品が大基本
ダウンを着るなら「ラグスポ」に。

長らく続いたクラシックアウター全盛時代を経て、そろそろ再びダウンが気になる。そんな思いを抱いている方は多いはず。そこで、ダウンとの再会を最もエキサイティングに楽しめる方法を本誌は考えてみた。

その答えは「ラグスポ」=ラグジュアリースポーツ。時計やクルマなどあらゆるアイテムにおいて新たなスタンダードとなったこのスタイルはダウンを着こなす指針としてもぴったりだ。とはいえ一歩間違えるとギラついた印象に転びかねないのが難しいところ。品位を損ねないよう注意することが肝要だ。その選びと着こなしの具体策をここにお見せしよう。


クラシック感も加えるならマットなグレーウールを

Montedoro

撥水加工を施した杢調のグレーウールダウン
ニット3万5200円、カットソー1万1000円/以上スローン(ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店) パンツ3万7400円/ミース(バーニーズ ニューヨーク) ストール4万700円/ドレイクス(ブリティッシュメイド 銀座店) 靴5万5000円/CQP(アイネックス)

細部までミラノらしいモダニズムが活きた一着
撥水加工を施した杢調のグレーウールダウンは、起毛感あるマットな風合いがクラシックな佇まい。上品なラグスポ感を即座に手に入れられる便利なアイテムだ。表地に合わせてジッパーもグレーで統一するなど、ミニマルモダンなデザインも洒脱。ミラノの洗練を感じさせる意匠だ。25万3000円/モンテドーロ(スローウエア ヴェネツィア 東京丸の内店)


【How to Style】

上品ラグスポの基本はグレーワントーン
ラグスポ・ダウンスタイルを装う基本姿勢は、ギラつきを排除し上品さを追求すること。その最も簡単な実践法は、中間色のワントーンで全身を統一することだ。グレー系でまとめれば都会的な洗練も演出できる。首元と足元に白を配してメリハリをつけているのもポイントだ。




[MEN’S EX Winter 2024の記事を再構成]
※表示価格は税込み。

2025

VOL.345

Spring

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