ドライバーにも技量が求められる……その緊張感を楽しめるクルマを選ぶ

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価格でも、速さでもない
エグゼクティブがラグジュアリーカーを選ぶ20の理由

高価であること。速いこと。豪華であること。もちろん、それもラグジュアリーカーを形づくる要素だ。

けれど、一台を選ぶ理由はそれだけではない。受け継がれてきた歴史、遠くまで走りたくなる心地よさ、自分だけのために仕立てる愉しみ、名車に宿る希少性や来歴。そして、そのクルマだからこそ出会える特別な体験や文化まで。何を買うかではなく、何を理由に選ぶのか。

エグゼクティブのための、いまのラグジュアリーカー選びを20の視点から考える。

【II】CHOICE 自分の価値観で選ぶ
(10)究極の走りを求める

圧倒的なパワーや瞬間的な速さだけでなく、サーキットでどれだけ正確に、そして繰り返し速く走れるか。そこに焦点を絞ったロードカーには、通常のスーパーカーとは違う魅力がある。軽さや空力、シャシー性能を突き詰めるほど、ドライバーにも相応の技量が求められる。その緊張感まで含めて楽しめることが、こうしたクルマを選ぶ理由なのだ。

Porsche 911 GT3
Porsche 911 GT3
自然吸気エンジンを軸に、軽量化、空力、シャシーを磨き上げ、レーシングカーの技術をロードカーとして成立させた911 GT3。サーキットでの速さはもちろん、ドライバーが自ら操り切る歓びにも重きが置かれている。さらにポルシェには「カレラカップ」というレースの舞台も用意され、クルマを所有する先に、本格的に走る楽しみまで広がっている。価格2921万円~(ポルシェコンタクト)
Ferrari 296 Speciale
Ferrari 296 Speciale
296スペチアーレは、V6ターボとモーター、高度な電子制御を組み合わせ、サーキットでの性能をさらに研ぎ澄ませたモデル。単に出力を高めるだけでなく、軽量化や空力、コーナリング性能まで含めて総合的に速さを追求している。さらに本格的に走りを楽しむなら、フェラーリ・チャレンジという舞台もある。所有からドライビング体験へと踏み込める一台。価格5991万円(フェラーリ・ジャパン)

 

[MEN’S EX Autumn 2026の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み

2026

VOL.351

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