『MEN’S EX特別編集 最高の靴選び』では、人気ブランドの「最高の3足」をピックアップ。履く時にテンションがあがる2026年“今”の最高の靴選びを真剣に考えてみたい。
宮城興業のパーソナルオーダー靴
人の足は一人ひとり違う。ならば革靴も、本来はもっとパーソナルな存在であるべきだ。既製靴を起点に自分仕様へ仕立てる「MIYAGI KOGYO」、足との対話からベストを導く「和創良靴」。宮城興業が提案する2つのオーダーサービスから、“本来の革靴”のあり方を考える。
【スタイルから選ぶ】 既製靴の美学を、自分の足にのせて
“MIYAGI KOGYO”のカスタムメイドという選択
“ブリティッシュトラッドの日本的解釈”を磨いてきたMIYAGI KOGYO。既製靴として完成された“型”をベースに、サイズやウィズ、素材を選び、自分の足に寄り添う一足へと仕立てる。
KEYWORD:17サイズ×3ウィズ×2ラスト
英国仕込みの“型”をベースに自分仕様の一足を
MIYAGI KOGYOの「カスタムメイド」は、完成された靴を起点に、自分の足に合う一足へと近づけていくオーダーサービスだ。
背景にあるのは、1969年に英国の名門、バーカー社と結んだ技術・販売提携で培った、ブリティッシュトラッドの靴づくり。ローファー8型、ラウンド12型というブランドの定番デザインをベースに、サイズは4~12の17サイズ、ウィズはD・E・Fの3種類から選択。必要に応じて「乗せ甲」による微調整も加えられる。
荒井弘史代表は「僕らが大切にしているのは、靴そのものの完成度です。そのうえで、自分に合うサイズやウィズ、好みの革を選べる。カスタムメイドは、完成されたMIYAGIKOGYOの靴を、さらに自分の一足へ近づけるためのサービスなんです」と語る。
さらに「MIYAGI KOGYOにはブリティッシュトラッドというルーツがあるので、何でも自由に作れるわけではありません。その“縛り”の中でオーダーしてもらうんです」とも。
自由度の広さを競うのではなく、英国仕込みの“型”を崩さず、その靴を一人ひとりの足へと寄せていく。既製靴の美学とパーソナルなフィットをつなぐのが、このカスタムメイドなのである。
既製靴から個人のための靴づくりへ
【フィッティングしてつくり込む】 足と対話して、ベストな一足をつくる
個性を伸ばすパーソナルメイド“和創良靴”
KEYWORD:自分らしさを、選び抜く
“日本人が作り出す良い靴”を原点に、一人ひとりの足に合わせて一足を組み立てる和創良靴。豊富な履き合わせに加え、多彩なデザインや素材から、自分だけのベストを導く。
一人ひとりの足に寄り添う“本来の革靴”を求めて
一方の「和創良靴」は、既製靴を起点にするのではなく、履く人の足型と実際に履いたときの感覚を起点に組み立てる“パーソナルメイド”だ。
既製品を持たないオーダーシステムで、特約店に用意されたゲージ靴を履き、左右それぞれのサイズやウィズを確認。100通り以上の履き合わせをもとに、必要なら“乗せ甲”で細部を調整し、デザインや素材、底材まで選んでいく。ブリティッシュだけでなく、アメリカンやイタリアンなどスタイルの選択肢も幅広い。
荒井代表が大切にするのは、数値だけでフィットを判断しないことだ。
「同じ寸法、同じ形の足でも、同じサイズの靴が合うとは限りません。強めの締め付けがいい人もいれば、不快に感じる人もいる。寸法は僕の中では要素として3割ぐらいで、体質や好みなど、ほかの要素も大きいと思っています」。
だからこそ、測るだけでなく、実際に履き、感覚を確かめながらフィットを詰めていく。
「まず、その人の足にきちんと合っていること。そして履き込むほど自分の足に馴染み、経年によって魅力が増していくこと。それが本来の革靴だと思うんです」
荒井代表の言葉に、和創良靴が目指すパーソナルメイドの本質がある。
問い合わせ先
宮城興業 プライド事業部
TEL:0238-59-1231
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