あくまで上品が大基本
ダウンを着るなら「ラグスポ」に。
長らく続いたクラシックアウター全盛時代を経て、そろそろ再びダウンが気になる。そんな思いを抱いている方は多いはず。そこで、ダウンとの再会を最もエキサイティングに楽しめる方法を本誌は考えてみた。
その答えは「ラグスポ」=ラグジュアリースポーツ。時計やクルマなどあらゆるアイテムにおいて新たなスタンダードとなったこのスタイルはダウンを着こなす指針としてもぴったりだ。とはいえ一歩間違えるとギラついた印象に転びかねないのが難しいところ。品位を損ねないよう注意することが肝要だ。その選びと着こなしの具体策をここにお見せしよう。
ダウンにも、求めたいのはエレガンス
Woolrich

イタリア生地の気品をまとったアメリカの名作ダウン
1970年代の極地作業用に開発されたアウターを起源とする「ニュー アークティック パーカ」。本誌でもたびたび紹介してきた定番だ。こちらはその進化版といえる一着。美光沢を放つウール95%+シルク5%素材に透湿防水性を付与した、ロロ・ピアーナの「グリーン ストームシステム」を採用している。22万円/ウールリッチ(ウールリッチ 二子玉川店)
[MEN’S EX Winter 2024の記事を再構成]
※表示価格は税込み。