Wコートの“今”な選び方
仕立ては柔らか、形はゆったり、作りは本格。これが3大要件
Liverano & Liverano
まさに一生モノのサルトリアルコート
フィレンツェの本店でも長年の大定番として親しまれている、ワイドラペルのダブルコート。ドライタッチなウールで仕立てられ、何十年とかけて味わいが深まっていく一着だ。62万7000円/リヴェラーノ & リヴェラーノ(LIVERANO & LIVERANO OSAKA)
【How to Style】
色使いは抑えつつ、柄差しで地味を回避
こちらの記事のキャメル色コートスタイルと同様、グレースーツで調和させつつVゾーンをコートと同系色に。スーツは無地でなくピッチ広めなチョークストライプを選ぶことで、紺無地コートを地味に見せずファッショナブルに仕上げている。
DALCUORE
骨太かつ軽やかなツイードコート
低いゴージと大きな上襟がミリタリーテイストも感じさせる一着。肩幅を大きくとった男らしいシルエットも魅力的だ。ウエストベルトが備わり、着こなしの幅が広いのも特徴。素材はヘビーなツイードだが、手縫いによるナポリ仕立てと背抜き仕様により着心地は軽快。肩肘張らず、サラリと羽織れるのがいい。64万200円/ダルクオーレ(フィロロッソ)