本格コーヒーの楽しみ方とは?

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プロの技を自宅で!
本格コーヒーの楽しみ方

世界第4位のコーヒー消費量を誇る「コーヒー好き」の国・日本。そんな身近な飲み物であるコーヒーが近年、進化・多様化している。個性ある豆が現れ、精製や焙煎の技術も向上。クオリティの高いコーヒーに出会う機会が増えているのだ。そんな今だからこそ知りたいプロの淹れ方や、新しいコーヒーの楽しみ方をご紹介しよう。

淹れたコーヒーの明るい水色が、ガラスのカップに映える
「4:6メソッド」で淹れたコーヒーの明るい水色が、ガラスのカップに映える。バルズテーブル ノマ(クリアー)6600円 コーヒーサーバー〈参考商品〉/Sghrスガハラ(スガハラショップ 青山)

コーヒーは、果実 ─豆の個性を楽しむ時代へ─

コーヒーは「コーヒーノキ」という植物になる「コーヒーチェリー」の種子を原料としている。コーヒーが現在のように豆を焙煎して粉にし、煮出して飲まれるようになったのは、15世紀前後と考えられており、そこから数百年かけて、コーヒーの文化と技術は発展を続けてきた。特にここ十数年はその進化が加速。

豆の産地や品種、生産処理、焙煎度合いなどによって、見た目や味わいが異なる
豆の産地や品種、生産処理、焙煎度合いなどによって、見た目や味わいが異なる。風味も果実やナッツ、ハーブ、スパイス、チョコレートなどさまざま。

例えば、近年その名を聞くようになった「スペシャルティコーヒー」。高いクオリティと個性的な風味を持つコーヒーで、栽培から収穫、輸送、保管、焙煎、抽出まで徹底した品質管理が行われ、その価値が適正に生産者に還元されるので、無理のない良質な生産活動を維持するといわれている。

さらに小規模農園がSNSを通して自ら発信することで、今まで注目を浴びる機会が少なかった豆にもスポットが当たるようになった。そしてコーヒーチェリーから生豆を取り出す精製方法も多様化、焙煎技術も向上したことで、豆の個性をより味わえるようになってきた。コーヒーはただ苦いだけではなく、より複雑で多彩な味わいを楽しめる飲み物になったのである。



[MEN’S EX Autumn 2023の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み。

2024

VOL.341

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