好奇心を満たす人生の相棒に電気自動車で旅しよう
Volvo XC40 Recharge Ultimate Single Motor
見慣れぬ景色との出会いや寄り道での新しい発見、クルマの旅は大人の好奇心を満たしてくれる。同時に、この豊かな旅先を未来にも残さなければならない。地球環境にも優しい、新しいクルマの旅を最新EV車と共にご紹介しよう。
軽井沢に誕生した自然と調和した和空間へ
緑豊かな自然に恵まれた軽井沢では、現在、村内各所でEVインフラ整備が進んでいる。今回は、整えられた自然と、無垢の自然とを身近に感じられる「SSH No.3」にボルボのXC40で訪れた。「SSH No.3」に足を踏み入れると、館内に漂うヒノキの芳香に心身がリラックスし、各所に展示される名作家具やアート作品に知的好奇心が刺激される。自然と建築とが調和する空間に、北欧デザインの美意識を受け継ぐXC40はよく似合う。
ボルボは、2040年までにクライメートニュートラルな企業となることを目指しており、2018年から2025年までに、車1台あたり40%のCO2排出量削減を目標に掲げている。その第一歩として誕生したのが、ピュアエレクトリック・コンパクトSUVのXC40 リチャージだ。性能を高めた次世代電動パワートレーンを搭載し、フル充電時の最大航続590キロとドライブ旅にも心強い。
搭載するモーターはボルボが自社開発した第2世代の交流同期モーターで、最高出力は175kW、最大トルクは418Nm。高速では、そのパワフルな加速を体感してほしい。加速と減速だけでなく、完全停止もアクセルペダルのみで可能なワンペダルドライブは足への負担を軽減。それだけでなく、電力の節約にも一役買ってくれるとあって、慣れると非常に便利な機能だ。
今後、ボルボは日本でもBEVの販売を拡大していくという。軽井沢の自然がもたらす静謐の中で過ごすひと時は、EVの存在をいっそう身近なものに感じさせてくれることだろう。
「Volvo XC40 Recharge Ultimate Single Motor」のディテールをチェック(画像4枚)
[訪れたのはここ]ししいわハウス
2019年に開業した「ししいわハウス」は現代建築とアートを軸に自然との調和、美味しい料理をテーマにしたリトリート・コレクション。建築家の坂 茂氏が手がけた「SSH No.1」と「SSH No.2」からオープンし、今年の5月に建築家の西沢立衛氏が設計した「SSH No.3」が誕生。自然を身近に感じられる日本の伝統的な建築様式を取り入れた10棟の客室棟から構成される。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉2147-40
TEL:0267-31-6658
[MEN’S EX Autumn 2023の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み。