【1分で学ぶ時計偉人伝】シリンダー脱進機やクロノグラフを発明したのは?

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読者諸兄には時計好きの方も多いと思うが、機械式時計の基本構造、ムーブメントの仕組みやメカニズムまで、詳細に理解している方はまだまだ少ないのでは?と想像する。そんな方に向けた、腕時計の仕組みを“世界一わかりやすく”解説した本『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』が誕生。その中から一部をピックアップしてご紹介する。

時計の発展に貢献したキーパーソン
時計を作った重要人物

時を計る道具としての時計──それは、人類の叡智が生み出した結晶でもある。日時計から始まり、振り子時計、懐中時計、腕時計、原子時計へと発展してきた時計の歴史の裏には、多くの偉人たちの存在があった。時計史に確かな足跡を残す偉人のプロフィールを紹介する。



シリンダー脱進機やクロノグラフを発明したのは?

ジョージ・グラハム(GRAHAM, George)【1673〜1751】


 
ジョージ・グラハム

18世紀、大英帝国が世界の海を牛耳っていた時代、イギリスには偉大な時計師が数多く存在していた。イギリス・カンバーランド生まれのジョージ・グラハムもそのひとりだ。トーマス・トンピオンに師事し、時計技術の発展に影響を与える数々の発明を残す。1715年に直進脱進機(グラハム脱進機)を発明。さらに1721年に、温度変化の影響を受けない水銀補正振り子を考案したほか、クロノグラフやシリンダー脱進機などを次々と開発した。晩年はイギリス王立天文台の技師として活躍した。

※テキストは世界文化社『傑作腕時計年鑑』からの引用  

もっと知りたい方はこちら!

腕時計のしくみ 表紙画像

『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』
特別定価 :1,980円(税込み)
発⾏・発売:株式会社世界⽂化社
購入は こちら

※表示価格は本書発売時(2022年12月18日現在)の税込み価格です

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