正統ドレス時計、選ぶべきは
洗練のSS(ステンレス・スティール)か? 色気の金か?
ドレス時計を選ぶとき、まず迷うのはケースの素材。イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールド、ステンレススティールetc. どれが一番使い勝手がよいのかと悩みがちだが、実のところ汎用性の面ではどれを選んでも同様だ。むしろ変わるのは、醸し出す印象。ここでは対照的な2本を比較しよう。
端正な手元が知性と気品を象徴
JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト)
マスター・ウルトラスリム・デイト
厳かさすら感じさせる品格にあふれたデザイン
時計のケース素材として最もポピュラーなステンレス・スティールによるドレスウォッチは、精悍さと端正さ、そして洗練された印象を強く演出する。時計の造形美そのものが浮き彫りになる素材だ。「マスター・ウルトラスリム」は、ジャガー・ルクルトが1907年に開発した初の超薄型懐中時計からインスピレーションを得て生まれたコレクション。極薄のケース、スラリとしたインデックスにシャープなドーフィン針、研ぎ澄まされたシルバー文字盤が、厳かで品格にあふれた表情を描き出している。自動巻き。径40mm。アリゲーターストラップ。5気圧防水。139万9200円(ジャガー・ルクルト)
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ジャガー・ルクルト TEL 0120-79-1833