【ヴェネト州のワイナリー1】ロレダンガスパリーニ
所在地:ヴェネト州ヴェネガッツ
醸造家:Mauro Rasera
栽培責任者:Gaspare Dara
ロレダンガスパリーニ
創業者のガスパリーニ家はその家系から2人のドージェ、すなわち国家元首を輩出したこともある名家であった。その末裔にあたるピエロ・ロレダン伯爵が「ブドウ造りに絶好の条件を持つこの土地で高品質なワインを造りたい」と思い立ち、所有するブドウ園に新しい息を吹き込んだのは1950年代初期のこと。彼が選んだブドウはカベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、マルベック。こうして早い時期からボルドータイプのワイン造りに着手した。1973年からは所有者がジャンカルロ・パッラ親子へと移ったが、ワイン造りの基本は決して変わることなく、ブドウを購入することは一切せず、自社畑で栽培し厳選したブドウのみを用いてワイン造りを行っている。
Capo di Stato Montello VenegazzùSuperiore DOC /カーポ・ディ・スタート
タイプ:赤
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン65%、カベルネ・フラン20%、メルロー10%、マルベック5%
熟成:バリックで18ヶ月間
ヴェネツィアで飲んで以来の一番のファン、元フランス大統領シャルル・ド・ゴールに敬意を表して造られるワイン。カーポ・ディ・スタートとは国家元首という意味。農園の中でも最も古くからある最も日当たりの良い畑より厳選されたブドウをボルドーブレンドで醸造。深みのあるルビーレッド色。エレガントで複雑な味わい。ブラックベリーや黒スグリなど熟した果実の強烈なアロマや、香ばしいヘーゼルナッツ、薔薇のドライフラワーの香りが合わさって、ムスクや甘く誘惑的なスパイスを思わせる独特な印象。フルボディー。
価格:8500円