ツウが通う「京・丹後」でSAKEと美食に出会える3名店

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丹後で“SAKE”と美食を楽しむ

丹後半島は食材の宝庫である。そんな丹後の魅力を料理を通じて発信したい、自らが理想とする料理を表現したい──。丹後に魅せられた料理人を紹介しよう。

アチェート
イタリアン×お酢で京丹後のテロワールを表現

玄米リゾット
富士酢の玄米リゾット(コース8250円~)

丹後というエリアを食で活性化させたいとの思いから、飯尾醸造が始めた古民家レストラン「アチェート」。「イタリアンの技法を使っていますが、食材は丹後のものばかり。ここでしか味わえない料理を目指しています」と語る重 康彦シェフ。

康彦シェフ

アチェートでは、オリーブオイルやバターを使うのは控え、お酢や米のうま味を生かした料理を提案しているという。写真の富士酢の玄米リゾットもバターは使わず、お酢のコクと魚介のソースだけで味付け。さらに、ここでしか飲むことのできない飯尾醸造が限定本数で作る日本酒を合わせるのが定番。

伝統と地域を守りつつ、和洋の壁を越えた新たな食文化体験ができるのだ。

アチェート

店内

住所:京都府宮津市字新浜1968
TEL:0772-25-1010
営業時間:18時~23時
定休日:月、火曜

西入る
ポルトガル人大将が日本の心を握る

ポルトガル人大将

「丹後の美しい自然と豊かな食材に、訪れた瞬間に魅せられました」と語るのは鮨割烹「西入る」で店主を務めるリカルド・コモリさん。まさに直感だったという。生まれ故郷のポルトガル・リスボンの調理師学校時代に和食に興味を持ち、来日後は東京、京都など割烹、鮨の有名店で修業を重ねた。

寿司

2022年6月に「西入る」をオープン。先付から始まる8品ほどのコースの最後に、飯尾醸造のお酢を使った鮨が7貫続く(1万6500円のおまかせコースのみ)。また、竹野酒造の日本酒をはじめとする丹後の日本酒、そしてポルトガルワインもオンリストされるのがここならでは。

自家製カステラ

締めには、お鮨の“玉子”ならぬ、自家製カステラを。西の果てポルトガル出身の大将がお客を迎えるから「西入る」。その本格的な日本料理を堪能してほしい。

西入る

西入る

住所:京都府宮津市新浜1968
TEL:080-8370-4537
営業時間:18時~
定休日:水、木曜

藤原鮮魚店uRashiMa
丹後の魚と地の野菜を使った本場ナポリの味を

釜

神戸の北野ホテルが監修するイタリアンのレストランで働き、ナポリのピッツァの大会に出場し、創作部門で2位を獲得したこともある藤原英雄さん。独立当初は都心で開業を考えていたが、豊かな自然や食材、心通じ合える人とのつながりを感じられる環境でピッツァを焼きたくて、故郷の網野町に店をオープンさせた。

沖ギスのピッツァ
沖ギスのピッツァ(2250円)

ピッツァ窯も料理も店の雰囲気もナポリのままで、30種類ほどのピッツァを提供し、その日手に入った地元の魚や野菜をのせたスペシャルピッツァも楽しませてくれる。写真は沖ギスのピッツァ。

店内

店内はカウンター5席だが、テイクアウトして海の近くで味わう人も多く、店の向かいにアウトドアのイートスペースを企画中とのこと。ますますナポリ度が増す同店、心ゆくまで旬のピッツァが味わえるのが楽しみだ。

藤原鮮魚店uRashiMa

藤原鮮魚店uRashiMa

住所:京都府京丹後市網野町浅茂川328-5
TEL:0772-72-3798
営業時間:11時30分~19時
定休日:木曜日



※表示価格は税込み
[MEN’S EX Winter 2023の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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