世界中の鮨職人から支持される、京・丹後「飯尾醸造」のプレミアムなお酢を知っているか。

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丹後から世界へ、日本の食文化の礎を発信

日本酒と同じく「醸造」を通じて、地域活性や食育、文化交流に力を入れている飯尾醸造。うま味たっぷりの一杯のお酢に、丁寧なモノづくり精神と食の未来が凝縮されている。

飯尾醸造
伝統を継承しつつ、健康でおいしい食文化を造る

飯尾彰浩さん
5代目当主の飯尾彰浩さん。東京農業大学で醸造と酢の香りについて学んだ。

日本だけにとどまらず、世界中の鮨職人から「ここのお酢を使いたい」という熱いメッセージが寄せられている飯尾醸造。明治26(1893)年に創業し、現在は5代目の飯尾彰浩さんが当主だ。

富士酢プレミアム
右から富士酢プレミアム(900ml 2376円)、富士酢(900ml 1188円)。左は農薬不使用の国産紅芋を使った紅芋酢(500ml 2592円)
しぼり舟
発酵が終わった「もろみ」を搾るしぼり舟。

昭和39年から地元、宮津の米農家とともに、無農薬かつ新米を使ったお酢造りを続けてきた。時間がかかってもよい、手間がかかってもよい。“おいしくて、しかも安全な最高のお酢”を造ることを掲げ、一般的なお酢造りで使う5~8倍のお米を使用する。

創業以来、ほぼ変わらぬ製法で造られた「純米富士酢」そして「富士酢プレミアム」からは心地よい酸味としっかりとしたうま味が感じられる。その味わいに魅せられた料理人も多く、世界中から問い合わせが殺到しているという。

世界シャリサミット
2022年に行われた「第3回世界シャリサミット」の様子。鮨職人同士の貴重な意見交換の場となっている。

現在は、家族で参加できる棚田での田植え体験や、世界中から鮨職人たちを集めた「世界シャリサミット」、地元農家と一緒になって持続可能な無農薬米作りの環境整備を考えるなど、商品開発だけでなく、食文化の継承に力を入れる飯尾さん。

丹後から世界へ。飯尾醸造のモノ作りは、健全な食文化の未来へ懸け橋となっている。

飯尾醸造

住所:京都府宮津市小田宿野373
TEL:0772-25-0015
営業時間:9時~17時
定休日:土日祝日
現在、蔵見学は休止中。蔵店舗では商品を購入可能。



※表示価格は税込み
[MEN’S EX Winter 2023の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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