4位
仕事スイッチをオンにはグレースーツがお薦めな訳
いつもと少し気分を変えたい週始め。そんなときこそ、グレースーツ。遠目無地に見える控えめなウインドーペーンは、上品さと華やかさを両立させるには最適な一着と言えるだろう。Vゾーンは白シャツほどコントラストが強すぎない、淡いベージュ系で馴染ませつつ、ブラウンベースのペイズリータイで、適度に存在感をアピールする。ダークトーンの装いが増えるこれからの時期、あえてのライトグレースーツは、自分を印象に残すための格好の武器になり得るのだ。
〈Keyitem〉バーニーズ ニューヨークのライトグレースーツ
手持ちスーツの中に、ライトグレーが一着入るだけで、着こなしのバリエーションが増える。しかも、とびきり上等なエルメネジルドゼニアのトロフェオ生地を使ったイタリア製であれば、ミドルの品格と威厳は保たれる。うっすらと格子状に走るペーンが、ベーシックな無地とはまた一味違った、大人の余裕を感じさせる。シルクのような上品な光沢としなやかな肌触りを堪能してほしい。
5位
お洒落度を優先するなら、グレンチェックのスーツとカラータイの組み合わせを!
平日も残り二日間、少しばかり疲れが見え隠れする木曜日は、思い切って遊びの効いた柄スーツで気分をあげる。グレンチェックのスーツには、気分を高揚させる効果が見込めるオレンジのピンストライプシャツに同色のソリッドタイをコーディネート。社内業務に勤しむ日であれば、少々の色柄使いも許されるはずだ。週末までもう一踏ん張り、ギアをもう一段上げて、走り切ろう。
〈Keyitem〉タリアトーレのグレンチェックスーツ
グレー×黒のグレンチェック地にイエローのオーバーペーンが入ったモダンな印象の3B段返りスーツ。英国の伝統柄を現代的に解釈した、イタリアブランドのスーツなら、モダンな着こなしが愉しめる。
6位
ラルディーニのダブルスーツで大人の余裕を感じさせる
社外での打合せや外回りが多い火曜日は、威厳のあるダブルブレストのスーツで臨む。とはいえ、あまり堅すぎる印象は時代性に欠ける。そんな時こそ、表現力に優れたラルディーニのエクスクルーシブ生地に頼ってみよう。ヌメリ感のあるツイルウール地に、うっすらとグリーンのストライプが走る洒落感が絶妙だ。カーキグリーンのソリッドタイとも抜群の相性を魅せる。緩すぎないほどよい遊び心が、大人の余裕を感じさせること請け合いだ。
〈Keyitem〉ラルディーニのダブルスーツ
派手過ぎない丁度良い塩梅のシャドーストライプが非常にスマート。適度にリラックス感のあるウール100%の綾織り生地は、ラルディーニのエクスクルーシブ素材。大見返しの仕様は、通気性と軽さを両立してくれ、タイドアップはもちろん、ニット類をインしたカジュアルな装いにもぴったり。ちょっとドレスアップしたい休日スーツとしても愉しめる。
7位
水曜日にはストライプスーツを着て“できる男”に。
知的さを演出できるのがストライプスーツの持ち味。なかでも、ストライプが広い間隔で入ったものは、華やかで力強い印象を与えるにはうってつけだ。サルトリオらしいシャープなシルエットに、ナチュラルなショルダーラインは、グレースーツの醸し出す知性を存分に引き出してくれる。引き締め役の黒タイは、芯地なしのもので、柔らかなスーツの素材感に馴染ませよう。緊張感を保ちながらも、程よいリラックス感を演出したい週中の装いには最適だ。
〈Keyitem〉サルトリオのストライプスーツ
ミディアムグレー地にライトグレーのペンシルストライプが入った段返り3Bスーツ。ウール×ナイロンにストレッチ素材を混紡した3者混生地により、身体にフィットしたシルエットながら、快適な着心地を実現する。適度に柔らかさが漂うミディアムグレーは、合わせるシャツやタイの色柄の幅が広く、コーディネートしやすいので初心者にも◎。