その焦り、周りは気が付いています！
平常心を保つ“こなれ作法”
良識ある大人ならスマートに振る舞うべき立食と寿司の席。しかし、意外と知らないマナーの落とし穴がそこにはあった。ここでは、社交場として多く使われるだけに、知らないと恥をかいてしまう2大シーンの基本をしっかりと学習してほしい。
醤油はどこにつけるべき？
［選択問題］A～Cのうち、スマートな握り寿司の食べ方はどれか選びなさい。
A. 箸でシャリの部分に醤油をつける
B. 寿司を傾けて持ち、ネタにだけ醤油をつける
C. ネタだけをはがして醤油をつける
【解答と解説】
《答えは…B》
職人が手で握る寿司は、手でいただくのが自然だが、箸でも結構。それよりも問題は醤油のつけ方だ。スマートに食べるコツは寿司を横に傾けること。シャリに醤油がついてしまうと醤油皿も汚れてしまい味も崩れてしまうので気を付けよう。
「おまかせ」やコースでないスマートな注文の流れは？
［選択問題］A～Cのうち、スマートな握り寿司の食べ方はどれか選びなさい。
A. 好きなものから注文する
B. 味の薄い寿司から注文する
C. 玉子焼きから注文する
【解答と解説】
《答えは…B》
最近では自由な店も増えてきているため、一概にBでなくてもOK。ただし基本は味の薄い白身や貝から始まり、赤身、ウナギなどの味の濃いものの順に注文しよう。その後、巻き物、玉子焼きなどのつまみ、そして味噌汁で締めくくるのが常道だ。
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［MEN’S EX Summer 2022の記事を再構成］
