今の時代も「やっぱりスーツが好き!」で集まった30代【Suits Mates】

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ジャケット主流の時代でもやっぱりスーツが好きだ! Suits Mates!

洋服のカジュアル化が進みスーツ離れが進む昨今、ドレススタイルを嗜好する洒落者たちは仲間同士で集い今改めてその魅力を見直している。そんな洒落者集団20代から50代までを訪ね、スーツの魅力について伺った。

ショップを超えて集う30代ウェルドレッサー


スーツ離れが進む昨今、ショップの壁を超えて集い、SNSで自らの“ドレスクロージング熱”を発信する若きウェルドレサーがこの3人だ。ドレス服業界でも注目の彼らを訪ねて、スーツの魅力を、ずばり伺った。

間瀬 やはり男性が持っている魅力を一番引き立ててくれるのがスーツだと思います。カジュアルにも様々な服がありますが、そういった服はその服自体の印象が目立ってしまうように感じて……。逆に、着ている男性自身が持つ魅力や人となりを引き立ててくれるのがスーツなのではないかなと。服がその人自身を覆い隠すのではなく、あくまでもその人らしさが感じ取れる装いの方が好きだったので。それを突き詰めていったら、スーツが一番しっくりきたんです。

木原 実際、ユナイテッドアローズでは上の世代の方たちで、そのようにスーツを着こなしている方たちがたくさんいらっしゃって。その憧れはありました。

川辺 弊社、トゥモローランドでは“エレガンス”をキーワードとして掲げていて、その最上級がスーツではないかなと。でもやはりそれを実践している先輩方には影響を受けましたね。

木原 そういった自分が憧れたスタイルがある先輩たちに近づけるように、これからもまだまだ勉強は必要です。ですが一方で年齢も30代になり、今まで自分が学んできた洋服のことやお洒落の楽しみ方などを意識的に発信することに挑戦してみてもいいのではないかなと。やはりドレス業界を盛り上げていきたいという思いもありますし。同世代の川辺さん、間瀬さんを誘ってYouTubeを始めたのもそれがきっかけです。

川辺 下の世代を見るとやっぱりスーツ離れは感じますし、自分たちが率先してドレススタイルを楽しんでその魅力を伝えていけたらいいですね。

M.E. まだ学ぶことがたくさんありながらも、今まで培ってきたものを伝える側にもなりつつある。30代前半はそんな狭間の時期なのかもしれませんね。皆さんはこれから歳を重ねるにつれて、なりたい自分や目指すスタイルなどはありますか?

間瀬 例えば『北北西に進路を取れ』のケーリー・グラントのようなソリッドな装いが昔から好きで。自身に必要なもの、理想のスタイルはあまり変わりません。ですが、それをベースに今の時代の空気にリアクションしてアップデートしていくという愉しみ方もあると思います。

川辺 時代の気分を取り入れてアレンジができる懐の深さがクラシックな服にはある。

木原 それを楽しむのもドレススタイルとしての醍醐味ですね。

2024

VOL.341

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